モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

ラビットS601 燃料タンク系修理

2020年03月19日 | メンティナンス

ラビットS601修理の続き。

トルコンは9割がた完了してるので、ほかの個所を直していく。

オーナーさんが「燃料計が動かないので直したい」と、言われるので様子を見ることに。

しかし錆びて固着してるのか、なかなか外れない。

誰かが外そうとしたのだろう、パネルに引っかき傷があった。

ジックリ壊さないように何とか外した。

Eのまま動かない。

 

 

こんな感じで錆びてる。

 

 

分解

 

 

 

中に入ってるであろうフロートが出てこず、錆だけがぱらぱらと。。

 

 

細いロッドで押しながら抜いたフロート、もう腐食で穴が空き再使用不能だ。

 

 

 

長い間乗らずにフロートが下がった状態で錆ていき固着したのだろう。

そしてさらに面倒なことに、タンク内のコーティングが剥がれエライ状態になっている。

20年前にタンク前側を二箇所切り開き、錆び取り後コーティングしたようだ。

自分がやったのだが、切り開いたのは分解するまで忘れていた^^;

今回はタンク後ろ側を切り開く事にする。

切り開き中を見ると。。

 

 

 

この頃よく使ってたのが、クリーム タンクライナーってボトルが三本セットの製品。

この製品でコーティングしたのだが、年数が経つとダメになるやつが多いようだ。

他のバイクでも似たような状態になってるのを何度か見た。

その頃は良かれと思ったケミカルだったんだけどねぇ。。

とにかくコーティングを剥がしていく。

 

 

 

出るわ出るわ~~

 

 

 

その後ブラストを行い、内部をきれいに。

 

 

 

だいぶキレイになった。

 

 

 

ブラストが終わったら、切り開いた部分をガス溶接で繋いでいく。

ガス溶接の上からロウ付けでグルっと流す。

 

 

そしてタンクシーラーを流し、塗装となるのだがまた次回に。

 

 

 

 

 

コメント
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