モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

ベロセット プチ?リペア

2019年12月11日 | メンティナンス

ベロセット500㏄シングルが入車した。

大きな依頼は車検所得(通関証による新規登録)だが、どちらにせよ年内は無理なので出来る箇所から手を付けていく。

タンクはスラクストンタイプでアルミ製の物が装着されてる。

 

 

 

ただ塗装が剥離気味でエアーを吹き付けると、弱い分がペラペラ剥がれていく。

 

 

 

裏側に至っては、ほぼ密着していない。

おそらくアルミ地に足付けなしで塗ったのか。

 

 

 

 

アルミタンクは乱暴にガリガリ出来ないので、剥離剤を使って残った塗料を剥がしていく。

残った塗料はなかなかしっかり付いていて、エアーで飛んだ塗膜は何だったのかと思うほど。

ある程度の下地が整ったらサフェーサーを吹いていく。

 

 

 

細かな凹があるので、何度かはスポットパテで修正していかないとならない。

ただこのアルミタンクは内側にFRPを流してあるようで、そのカスが片側コック穴部分を塞いでいた。

きちんと直すのはタンク切開になってしまうから、もう一度タンクシーラーを流すつもり。

 

 

タンクはまだまだ時間がかかりそうだ。

 

 

 

 

続いてホイール回り。

当然タイヤ チューブは使い物にならないので交換するのだが、スポークも張替えたいとの事。

リヤホイールを外し、スポークとハブを分解。

 

 

 

リヤのドラムブレーキ。

スプロケットと一体の構造で、スプロケットの歯が減ればドラムごと交換になる。

昔の英車はこんな造りの物が多い。

 

 

 

 

フロント側も分解。

 

 

 

フロントハブもドラムは鉄製で2ピース構造になっている。

 

 

 

これからアルミハブをサンドブラストして、鉄製ドラムは剥離 ブラスト後ブラックペイントの作業になる。

 

 

リムも磨きをかけておく。

 

 

 

続く

コメント (4)
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