モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

ヤマハGX750 修理記録

2016年08月04日 | メンティナンス
ヤマハGX750初期 エンジンをかけるとクラッチケースからかなり賑やかな音。

前オーナーはプライマリーチェーン交換で直ると言ったらしいけど、どうも音の質が違う気がする。

取り合えずケースを開けて、クラッチ関係のパーツを取り出し検証する事に。

ケースはまた蓋としてつけて置く。





GX750はクランクからクラッチの伝達にチェーンを使ってる。

大雑把にこんな感じ






クラッチハウジングに直接力が掛かると破損に繋がるので、ダンパーを入れるのがセオリーだけどGX750のダンパーユニットはこんなの。


Aはプライマリーチェーンに連結、急な力が掛かった時Bが沈むようにスライドする。

沈み込みはCのダイアフラムスプリングを圧縮してショックを緩和する。





ダンパーユニットの先にクラッチハウジングが連結する。





肝心の異音はダンパーユニット内のダイアフラムスプリング奥に取り付くスラストベアリング。

これが殆ど磨耗と焼けで用を成していない。





この辺りの部品を何とかしないと。。。


自分自身もGX750のエンジンは初めてOHするので、マニュアルとパーツリストを仕入れないと^^;
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