地元のみなさまで賑わう睦沢町の手打蕎麦屋さん 縁（えにし）

　千葉県勝浦市まで遠征し、手打蕎麦屋さん吟そば凛でランチしてからの帰り道、ちょっと変化球すぎたせいか、蕎麦屋に行ったぞ！という満足感がいまひとつだったので、睦沢町に2009年1月にオープンしたというこちらへ寄ってみました。
　お昼の営業時間終了間際にすべりこむと、店内は地元のみなさまでほぼ満席。窓に面したカウンター席につきました。真新しい店内は天井が高く、入口からは蕎麦打ち室も見えます。

　丼とそばのセットメニューも充実してますし、甘味も気になりますが、連食ですので（＾＾；　連れのずんちと2人でせいろそば680円とくるみそば850円を1つずつ注文。くるみそばは「創業明治20年信州上田「東都庵」日比谷店の味をそのままに受け継ぐ甘めのくるみだれ付き」とのことで、どんな「くるみだれ」がくるのか興味津々です。



　待つこと20分ほどでおそば登場。くるみだれは、へらの上にのってでてきました。クルミが香る甘辛のおみそです。北海道産9割・福井産1割のそば粉を使っているという二八そばは、細めでコシも強く、量がたっぷりあるのがうれしい！つゆは辛口でとても濃いです。薬味は葱と山葵。甘いくるみみそをつけて食べるおそばもなかなかいけますね～。


　つゆが辛口で量もかなりあったので、蕎麦湯で薄めてもしょっぱいのがちょっと残念だったのですが、それ以外は満足度が高く、寄り道したかいがありました。ごちそうさまでした。



★★★☆
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店名■本格手打そば縁（えにし）
住所■千葉県長生郡睦沢町上之郷2460-1
電話■0475-40-3444
営業時間■[水～月]11:00～14:00 17:00～20:00

ヨーロッパの田舎風な佇まいのお蕎麦屋さん 吟そば凛 （ぎんそばりん）

　三連休の最終日、お天気もまずまずなので外房方面へドライヴです。かねてより気になっていたこちらでランチをしようと、11時半の開店と同時に入店。カウンター or テーブル？と聞かれたので、テーブル席をお願いして、1階の道路側の席につきました。エントランスからして蕎麦屋には見えないたたずまい。公式サイトによれば「今までのそばやの既成概念を覆したいと考え」、「イギリスのコッツウォルズや南フランスのプロバンスなど、ヨーロッパの田舎をほうふつさせる佇まいにこだわった」のだそうです。

　メニューもフツーのそばやとは違います。せいろ単品が1,000円。これを、スープ or サラダ　とデザート・ソフトドリンクがセットになった小さなコース仕立てにすると1,300円。差額が300円だったら、コースにしたくりますよね。つれのずんちは「揚げなすと鴨のしぐれ煮そば」単品1,600円を+200円でコースにして、スープとサラダを1つずつ注文しました。


　本日のスープは、かぼちゃの冷製スープ。揚げそばとかぼちゃの種、蕎麦の実でお化粧したスープですが、冷たいというよりは室温かな…という温度が微妙。


　サラダ仕立ての前菜は、サニーレタスに葡萄ドレッシングがかかってます。



　さて、主役のお蕎麦です。細めでカドがきっちり、星もみえる端正なお姿。コシもしっかり、喉越しもよいですね。薬味は、山葵・大根おろし・葱。つゆもおだしがきいて美味しゅうございました。量はもう少し多くてもいいのですが…。


揚げなすと鴨のしぐれ煮そば


　ただ、蕎麦湯がぬるかったのはどうしてなんでしょ？熱いものは熱く、冷たいものは冷たくだしていただきたいですね。


　デザートは、柚子と小豆のシャーベット。これにも蕎麦の実がトッピングされてます。
　お蕎麦屋さんなので、紅茶よりは熱い蕎麦湯でしめたいところでしたが、そういうお客さんはそもそもおよびじゃないのかも。

　12時過ぎに会計をすませると、テラス席も含めて満席に近く、駐車場に入ろうとする車が道路に何台も待っていました。ピーク時はお料理がでてくるのも時間がかかるそうなので、休日の訪問は開店直後の時間をおすすめします。ごちそうさまでした。

★★★
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店名■吟そば凛 （ぎんそばりん）
住所■千葉県勝浦市杉戸1459-1
電話■0470-77-1898
営業時間■ [水～金] 11:30～15:00 17:00～20:00 [土・日・祝] 11:30～17:00 17:00～20:00 ※夜はコース料理のみ（要予約）