稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

ミノーでアジング 傾聴

2015年12月21日 | 
 到着は16時30分。
 若狭の空はまだ明るい。

 港の先端でアジング開始。
 のりはしないがすぐあたり、これはいける!

 アジにしては何か重々しい手ごたえ。
 上がってきたのはメバル。

   

 いよいよメバル君のお出まし。

 桟橋にほかのグループが来たので移動。

 次の釣り場。

   

 高校生がいる。

「こんばんは、釣れました?」と尋ねると
「釣れましたけど、もう今は釣れなくなりました。」

 丸坊主頭で礼儀正しい、いかにも純朴そうな高校生だ。

 釣ったアジを見せてくれた。

   

 オッ!豆アジではない。
 測らせてもらうと18cmもある。

 ぼくがこのあたりで釣る豆アジとは少し違う。

「どうやって?」と尋ねると
「夕方、暗くなる直前、アジのライズが活発になったんです。
 これはイワシの子を食べている!とミノーに換えたんです。
 するとガンガンきたんです」と。 

 ミノーを見せてもらうと、本体が4cm、リップを含めると6cmの小型。

   

 ぼくは今までミノーではアジを釣ったことがない。
 アジのライズの中に投げ込んでも釣れなかった。
 ミノーに食いつくのはかなり大型のアジでは?と感じていた。

 やはりライズで食べているそのときのエサの種類によるのかもしれない。

 うーん、傾聴、傾聴。
 
 この高校生、「もう列車の時間なので帰ります」と自転車にまたがった。
 聞くと、近くの駅まで自転車で走り、そこから電車だという。
 車やバイクがないのはつらいね。
「さよなら、気をつけて」
「さよなら」

 後姿を見送りつつ、無灯火自転車やけど大丈夫かいな、と心配。

 さわやかな気分になりながら、ぼくの方はさらに釣りを楽しんだ次第。

   

 本日 メバル  3匹(14~15cm)
     ア ジ 12匹(12~15cm)
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