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稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

小国の嘆きの歴史を憂う

2025年02月16日 | 日々
 ウクライナの停戦をめぐり、トランプさんが動き出した。

 ロシアのプーチン大統領との交渉に動く気配だ。

 が、ロシアから侵攻された肝心のウクライナが蚊帳の外に置かれているような状況だ。

 ゼレンスキー大統領は「ウクライナ抜きの決定は受け入れられない」と主張。

 当然だろう。

 それでもゼレンスキー大統領の心中はおだやかではないはずだ。

 これまで最も大口の支援をしてきたのは他でもないアメリカだったのだから。

 氏の立場は微妙で、慎重にならざるをえない。

 大国が小国の運命を決める、この歴史は今もなお繰り返されるのか?と暗い気分になる。

      

 一方、トランプさんが停戦交渉を急ぐのは、先の大統領選で
「ウクライナの戦争はすぐに終わらせる」と豪語してきたからだという観測がもっぱらだ。

 政治家の私的事情や名誉欲が出発点だとすればその動機はあまりに不純だ。

 加えてウクライナのレア・アースにも言及しているとは、なんたる下劣ぶりだ。

 小国ウクライナに幸福な光が降りそそぐ日を切に願いたい。
 
 
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