群馬県嬬恋村 万座温泉へのバスツアーに参加。
新幹線岐阜羽島駅からバスで群馬県富岡市までの長い行程。
まずは富岡製糸場。
一昨年、世界遺産に登録されたとあって、混雑を予想したが平日ゆえか静穏。
敷地内に入ると雰囲気は一変して明治の世界へ。

( 国宝 東置繭所 )
ガイドの説明による生糸の歴史は興味深い。
幕末開港の際、生糸が最大の輸出品であったこと、欧州での蚕の病気の蔓延などが日本の生糸づくりの発展に追い風となったこと、ところが粗製乱造による国際的悪評・・・。
中国産の廉価な生糸の登場などよる1987年の操業停止までの長い道のり。
関係者の苦闘の歴史はそのまま日本産業史の一断面だという気がする。

( 作業の実演展示 )
ぼくにとってもっとも興味深かったのは明治5年の建物がそのまま残っていること。
木骨レンガ造という建物。
これは関東大震災をはじめとする地震にも耐え今日に至っている。
そのカギはトラス工法とかいう木骨の組み立て方にあるそうだ。
太い杉の柱、梁などは今後も長く使えるという。

( 国宝 東置繭所 2階の様子 )
これは地震大国日本に適応した型式だったのかもしれない。
( 北東からみた繰糸所 電気がなかった時代、窓を大きくとっている )
さて、ここから万座温泉へ。
万座温泉は標高1800メートルという高いところにある。
車窓から見る山々。
「オッ、ヤマザクラがいっぱい。
ああ、ここではまだコブシが咲いている。
カラマツの新緑、なんときれいな色!」
などと楽しんでいたが、上に登るにつれ、カラマツは裸のまま。

ダケカンバ林も新緑には程遠い丸裸。
それに道路沿いには残雪。
こうして万座温泉に到着。
バスを降りると硫黄のにおい、そうしてひんやり。
早速温泉へ。

( 万座高原ホテル 石庭露天風呂 )
ここは硫化水素泉。
この前入った酸ヶ湯温泉にそっくり。
源泉は70℃とあって、水を注いで冷やしているとか。
このにおい、感触、これがたまらん。
おススメ。
新幹線岐阜羽島駅からバスで群馬県富岡市までの長い行程。
まずは富岡製糸場。
一昨年、世界遺産に登録されたとあって、混雑を予想したが平日ゆえか静穏。
敷地内に入ると雰囲気は一変して明治の世界へ。

( 国宝 東置繭所 )
ガイドの説明による生糸の歴史は興味深い。
幕末開港の際、生糸が最大の輸出品であったこと、欧州での蚕の病気の蔓延などが日本の生糸づくりの発展に追い風となったこと、ところが粗製乱造による国際的悪評・・・。
中国産の廉価な生糸の登場などよる1987年の操業停止までの長い道のり。
関係者の苦闘の歴史はそのまま日本産業史の一断面だという気がする。

( 作業の実演展示 )
ぼくにとってもっとも興味深かったのは明治5年の建物がそのまま残っていること。
木骨レンガ造という建物。
これは関東大震災をはじめとする地震にも耐え今日に至っている。
そのカギはトラス工法とかいう木骨の組み立て方にあるそうだ。
太い杉の柱、梁などは今後も長く使えるという。

( 国宝 東置繭所 2階の様子 )
これは地震大国日本に適応した型式だったのかもしれない。

( 北東からみた繰糸所 電気がなかった時代、窓を大きくとっている )
さて、ここから万座温泉へ。
万座温泉は標高1800メートルという高いところにある。
車窓から見る山々。
「オッ、ヤマザクラがいっぱい。
ああ、ここではまだコブシが咲いている。
カラマツの新緑、なんときれいな色!」
などと楽しんでいたが、上に登るにつれ、カラマツは裸のまま。

ダケカンバ林も新緑には程遠い丸裸。
それに道路沿いには残雪。
こうして万座温泉に到着。
バスを降りると硫黄のにおい、そうしてひんやり。
早速温泉へ。

( 万座高原ホテル 石庭露天風呂 )
ここは硫化水素泉。
この前入った酸ヶ湯温泉にそっくり。
源泉は70℃とあって、水を注いで冷やしているとか。
このにおい、感触、これがたまらん。
おススメ。