当初は「全然問題ない」「撤回はしない」と強気だった葉梨法務大臣が一転、謝罪、撤回の末、辞任に。
冗談まじりのスピーチは時として笑いを誘い、場をなごませる。
葉梨法相、地元での会合を含め過去に少なくとも4回、同じスピーチをしていたという。
一般に人は自分の話で場が盛り上がるのを快く感じる。
「話がウケたっ!」という快感だ。
そんなことから氏もあちこちでこの同じネタを使ってきたのかもしれない。
しかし、特に政治家など公人の場合、話の内容によっては大問題になりやすく、
過去一連の舌禍もこうした状況での発言に集中している。

ところでぼくには疑問もある。
氏がスピーチした何回かにわたる会合では、
同僚議員、支持者など身近な人たちもたくさんいたはず。
氏の発言内容の危うさに気づき、
早い段階で忠告できる人は誰もいなかったのだろうか?
政治組織だけでなく、企業や団体、
いずれであってもそうした内部での配慮や自制がその個人と組織の危機を救うはず。
真偽のほどは定かでないが、ネットニュースでは、
氏は警察官僚上がりで「頭を下げるのは苦手という評価あり」との記事も。
忠告するにも本人の気分を害するとなればそれも期待ウス。
さて、今回の場合、危うさに気づける人がいなかったのか、
それとも気づいても忠告がしにくい人柄だったのか、はたまたライバルを蹴落とすために沈黙したか?
政治家たちの舌禍の歴史をふりかえると、この繰り返しはなお続いていくのだろう。
さびしいかぎり。
せめて市井のぼくらが生きている場だけは、配慮や自制し合えるところでありたいものだ。
冗談まじりのスピーチは時として笑いを誘い、場をなごませる。
葉梨法相、地元での会合を含め過去に少なくとも4回、同じスピーチをしていたという。
一般に人は自分の話で場が盛り上がるのを快く感じる。
「話がウケたっ!」という快感だ。
そんなことから氏もあちこちでこの同じネタを使ってきたのかもしれない。
しかし、特に政治家など公人の場合、話の内容によっては大問題になりやすく、
過去一連の舌禍もこうした状況での発言に集中している。

ところでぼくには疑問もある。
氏がスピーチした何回かにわたる会合では、
同僚議員、支持者など身近な人たちもたくさんいたはず。
氏の発言内容の危うさに気づき、
早い段階で忠告できる人は誰もいなかったのだろうか?
政治組織だけでなく、企業や団体、
いずれであってもそうした内部での配慮や自制がその個人と組織の危機を救うはず。
真偽のほどは定かでないが、ネットニュースでは、
氏は警察官僚上がりで「頭を下げるのは苦手という評価あり」との記事も。
忠告するにも本人の気分を害するとなればそれも期待ウス。
さて、今回の場合、危うさに気づける人がいなかったのか、
それとも気づいても忠告がしにくい人柄だったのか、はたまたライバルを蹴落とすために沈黙したか?
政治家たちの舌禍の歴史をふりかえると、この繰り返しはなお続いていくのだろう。
さびしいかぎり。
せめて市井のぼくらが生きている場だけは、配慮や自制し合えるところでありたいものだ。