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稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

春は名のみの石田川

2021年03月11日 | トラウト
 車が故障し、渓流釣りはすっかりごぶさた。

 今日は暖かいのでバイクで石田川水系へ。

      
    
 山々には雪が残るが、河原にはほとんどない。 

 雪解けでか、水かさは高い。

 陽光を受けて川はキラキラ。

 天気予報では「スギ花粉のピークは過ぎました」
と言っていたが、あたりの杉はまだまだ赤い。

 虫がときどき飛ぶものの、まだあまり勢いはみられない。

 さて、釣り開始。

 ウェイダーを通しての水は冷たい。

 水温を測ると7℃。

 これでは先月入った笙の川よりも低いではないか。

 瀬は無視して、やや深くなったところを重点にねらう。

     

 しかし、いずこも反応はない。

『せめて1匹でも・・・』と祈るような気持ち。

 けれどもミノーを追う影さえ見えない。

 予定していた終着点に到達。

 今季まだ慣れない渓流の歩みに疲れがどっと・・・。

 このあと支流に向かったが、ここでも沈黙。

 石田川、まさに春は名のみ。

 また出直そう。

 本日 水温 7℃
     釣果なし
    
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笙の川初釣り(2021)も完敗

2021年02月13日 | トラウト
 1月末、笙の川の濁流を目にしたがどうなっているだろう。

 と、あきらめ半分で出かけてみた。

 が、山々は白いものの、水はすでに澄んでいる。
     
     

 さっそく年券を買い求め、入川。

 膝までつかりながら川を歩くと、ウェイダーを通して足がとても冷たい。

 いつもならよく釣れるところを重点に歩く。

 しかし反応はまったくない。

 しばらくしてゴツン!

 「オッ!」とリールを巻くと小枝。

 その後も場所を変えながらトラウトを探す。

 ミノーのまわりに広く視線を落とすが、追ってくる姿はまったくなし。

 しばらくぶりに川を歩くと、少々息が切れてくる。

 それに足のふんばりもだんだん怪しく。

 堰堤の下などは何回も入念に・・・。

 けれども生き物など果たしているのか?と思えてくるような有り様。

 彼らはどこでどうしているのだろう?

 サビたまま、ルアーの動きをボンヤリ眺めているのかもしれない。
     
     

 こうして初日は疲れ果てて早めの納竿。

 やはり2月はきびしい。

 そういえば、20年ほど前の2月はじめ、
釣り友3人で雪道を超え、福井の北川・南川へ行ったことがあった。

 釣友の一人 坂本君だけが
「かすかにあたりがある」と言ったものの、結局誰も釣れなかった。

 辛抱強くやるしかない。

 そのうちいつか顔を出すだろう。

 本日 水温 8℃
      釣果 なし
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笙の川 ヤマメの解禁目前ながら

2021年01月30日 | トラウト
 1月も間もなく終わり。 

 笙の川にもヤマメの解禁が迫ってきた。

 先日、釣り友の王さんからのメール「今年は雪がどうか?」。

 確かに気になるところと偵察に行ってみた。

 車を停めて橋の上から見下ろすと

     

 やっぱり濁っている。

 これでは釣りどころではなさそう。

 上流の方ならいいかも知れないと行ってみた。

 が、雪は道路の両脇にいっぱい。

 川もやはり濁流だ。

     

 さらに源流部をめざす。

 しかし雪がひどく、進めなくなってしまった。

     

 この雪が全部とは言わないが、
そこそこ融けてもらわないと、濁りはとれないだろう。

 2月に入ったら早速、と思っていたが、
雪はまだ降りそうだし、今年の入渓は遅れそうだ。

 当面は若狭の小メバルで楽しむしかなさそう。
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さらば渓流 2020

2020年10月01日 | トラウト
 半年余りにわたる渓流釣り、今年も終わった。

 今季は早くからいいイワナに恵まれたことが最高だった。

     

 それにしても8月は記録的な猛暑。

 幸い、いつもならアッという間に終わってしまう梅雨、これが長かった。

 そのせいか、例年なら8月は渇水で釣りも中休みになりがちなのに、
今季は十分楽しませてもらった。

 ただ、その反動でか、
いつもは良型に恵まれる9月が渇水に見舞われ、がっかり。

 もっとも渓流釣り、期間を通じてずっと恵まれ続ける年はほとんどない。

 いつだったか、5月が全国的に記録的な少雨で泣いたことも。

     

 一方、ぼくは現役時代から釣り場は開拓の姿勢で!
と自分に言い聞かせてきた。

 慣れた水域だけにこだわらず、未知の場所に行くべし!と。

 が、ぼくも歳をとった。

 もうそんな気力もなくなってきた。

 とはいえ、今季ただひとつ、地図をにらんでいて気になる一筋の流れがあった。

 そこを切り開くべく不案内の地に分け入ってみた。

 小さかったがそこでアマゴに出会ったときはうれしかった。

 「やっぱり居た!」と。

 同時に心に残ったのはそこで見た小さな橋のこと。

     

 長く使われず、草むしたその姿、
かつては杣人たちが盛んに行き来したのかもしれない。 

 あたかも時が止まって眠り込んでいるかのようにそれは見えた。

 さて、来季はどんな釣りができるだろう。

 今年出会ったトラウトたち、無事な産卵を祈りたい。
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笙の川水系 ツクツクボウシもわびしく

2020年09月30日 | トラウト
 今季最後の笙の川水系。

 水はまだ十分。

 小さいけれど、瀬でヤマメがすぐにかかった。

     

 少し勾配のある瀬。

 川底には大きめの石が点々とあり、そのあたりからヤマメが顔を出す。

 ルアーを追いかけ、ぼくの足元近くでくわえ込む、今日はこの型が多い。

 反射的に合わせると、魚体が小さいこともあり、ヤマメが宙を舞うことも。

     

 こうした瀬を過ぎるとヤマメたちはいなくなった。

 かなり歩いて、岩が多くなってきたあたりからまたヤマメ。

     

 この疎と密がおもしろく不思議。

 が、先日の釣りで出た腰痛、これがだんだんこたえてきた。

 半年あまりにわたる釣行のツケか。

 陽はまだ高いものの、これが限界。

 上流部への期待は捨てがたいけれど、また来季と断念。

 目の前は山林。

 そのずっと上の方からかすかに一匹のツクツクボウシの鳴き声。

 過ぎてしまった夏に取り残されたかのよう。 

 本日 水温 20℃
     ヤマメ・アマゴ 12匹(12~19cm)  
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増水 もう少し早ければ・・・

2020年09月27日 | トラウト
 あきらめていた雨が降った。

 しかも十分に。

 もっとも9月後半といえば、
ぼくの経験則からはアマゴたちの活性は落ちる。

 どうなのか?

 そんな思いで今日は天然トラウトの谷を探訪。

      

 水は増え、川は生き生きしているように見える。

 期待半ばで入渓したものの、やはり反応はいまひとつ。

 やっと最初の1匹。

     

 これはよくサビて黒々。

 アマゴもこうなると夏のあのきらめきはない。

 その後も相変わらずルアーへの反応は少なく、がまんがまんの釣り上がり。

 瀬でやっと少し重たいのが!

     

 これは今日一番の23cm。

 下アゴがガッシリしていてたくましい。

 が、アマゴの数少ない顔見せもこのあたりまで。

 せめて9月の半ばくらいまでの大雨だったら・・・などとないものねだり。

 ここで納竿。

     

 帰宅してから腰痛。

 何しろひどいクモの巣をかわし、中腰で歩き回ったもので。

 本日 水温 19℃
     アマゴ 5匹(13~23cm)
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酒処で釣り談義

2020年09月25日 | トラウト
 先日、安曇川水系に釣りに行ったとき、ある釣り人に出会った。

 釣果を尋ねたことから、川べりでかなり話し込むことに。

 聞くところでは、「居酒屋をやっています」とのこと。

 ならば近いうちに行ってみようと心に決め、今日、釣友 王さんを誘って訪れた。

 修学院濱屋という名の店。

     

 入口の雰囲気はとてシャレている。

 中に入るとカウンターと座卓が二つ。

 こじんまりした店で、とても清潔感のするところだ。

 店主ハマさんに王さんを紹介し、あとは飲みながら釣り談義。

 アマゴの楽しさ、ルアーの楽しさ・・・飽きずに話し合った。

 が、この店、人気があるようでお客が多い。

 そのため十分話はできなかったが、それでも楽しいひととき。

 店を出る際、ハマさんが従業員とともにぼくらを送り出してくれた。

 角を曲がるとき、
うしろを振り向くとハマさんたち、まだぼくらを見送ってくれていた。

 いい店だ。 
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秋晴れの下 ジリ貧で

2020年09月23日 | トラウト
 さわやかな秋晴れ。

 雨は気配すらなし。

     

 今日も最初に姿を見せたのは小さなアマゴ。

     

 ルアー追うのはみんな小さい。

 それでも釣り上がっていくと、足元で成魚が走ることも。

 アマゴたちは決して消えたわけではないのだ。

 そんなことに思いをめぐらしていると、砂地に足跡。

 まだ新しい。

 先を越されたか!

 と思ったが、先行者も決して楽な釣りではなかったはず。

 もう最終盤だが、ぼくと同じく、
まだ渓流にしがみついている釣り人がいる。

 そう思うと、出会って顔を見てみたくなるからおもしろい。

 とまれ、アマゴたちのあまりの反応の悪さにだんだんやる気も失せ、本日は早めの納竿。

 こういう日は疲労感もはなはだしい。

     

 本日 水温 20℃
     アマゴ 6匹(13~18cm)
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サビ始めたアマゴと対面 笙の川水系にて

2020年09月17日 | トラウト
 明日から雨というが、本当に降るのか?

 最近のは涙雨で、減水はひどくなるばかり。

     

 それでも水温を測るとやっと20℃を少し切った。

 これは吉兆?とルアーを投げ始める。

 最初にかかったのは小さなアマゴ。

     

 深みの泡下でミノーをくわえ込んだ。

 オッ!これはサビ始めている。

 例年なら8月下旬にこういうのが現れる。

 今年はどうも遅い気がする。

 長い猛暑が影響?

 そんなことを考えながら釣り上がる。

 が、水温が下がったこともあまり影響はないようだ。

 ルアーを追うアマゴたちの姿はやはり少ない。

 えぐれた瀬で少しいいのが顔を出した。

     

 でもこの季節、もっと良型が出るはずなのだが・・・。

 明日の雨に望みをつなごう。

 本日 水温 20℃
     ヤマメ・アマゴ 7匹(12~21cm)
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笙の川 やっぱり低調

2020年09月08日 | トラウト
 台風10号が去った。

 椎葉村はじめ、被災された方々にお見舞い申し上げます。

 さて、今日も笙の川に出かけてみた。

 少しは雨も降ったろうかと。

 ところが、まったく。

     

 それどころか水は減っているではないか。

 支流に入ってみたが、追うアマゴはほとんどいない。

 やっと1匹、小さいのが。

     

 これ以上はムダ!と上流部へ。

 水温を測ってみると、先ほどより低い21℃。

 これなら!と期待したが、結果はそれほどでもない。

 確かにアマゴたち、ルアーを追う姿は小さいながら、少しその数は多くなった。

 それでも反転したり、バレたり・・・と。

 17cm、これが今日の最大。

     

 9月といえば、例年いい季節なのだが、今季はむずかしそう。
 
 本日 水温 21~22℃
     アマゴ 5匹(12~17cm)
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