よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

だて正夢。

2017年11月25日 | Weblog


1年もチョーほっかぶり市が終わると大きいイベントも終わるので、曜日感覚が消えていく。

この前土曜だったのにもう新しい土曜かと1週間も早い。



あと3列!と張り切って畑に入るも分厚く装備した手から寒さが侵入し心が折れ始める。

3時間で1列しか進めず今日は終了。明日こそグランドフィナーレを迎えたい。

明日は鳴子の、もう1箇所の地熱を使わせていただく予定。



朝、農家仲間の由美さん夫妻が宮城のお米の新品種・だて正夢を持ってきてくれた。



名前はともかく食べた人から美味いという評判は聞いていたのでうれしい差し入れ。

さっそくガス釜で炊いてみると! もち米好きにはたまらないもっちり感で相当にうまく、お代わり確定。

仲間はありがたい。




昼あがりは冷え切った畑から岩出山に昨年オープンしたカフェ、persimmonへ

曽木さん野田くん斎藤くん達が山形の芋煮を食べる会を開催したので食べに。

宮城の豚出汁味噌ベースとは違い、山形の牛出汁醤油ベースはまとも食べたことがなかった。

さっぱりしてこれも美味しい。あったまりました。

来月、ここのマスター、息子さんのピアノ、齋藤くんのギター合奏会にリズム隊で混ぜていただくことに。

また安請け合いしちゃったけれど、こういうのがないとこの歳で楽器に向かわないので、

何はともあれ、楽しみたいと思います。





追込み。

2017年11月24日 | 自営業

先週末のチョーほっかぶり市から冬も本格化。

今週はすっかり雪がなれてきた感じ。



最後の収穫に入った 鷹の爪。

いつもは霜を2、3回当ててから収穫するが今年は霜の来るのと雪がほぼ同時。

主に生ラー油、一味とうがらし用だが、ありがたいことにラー油ファンが増えてきて

一味で販売する分がほとんどないという状態が続いてきたので思い切って今年は作付けを5倍にした。

雪本格化まえに終わらせようと気を揉みつつじっくり葉を取り除き収穫。動き回る作業ではないので寒さが身体に染み入る仕事。



夜は夜なべで実をとる作業が続く。畑ではとにかく寒いので頭の部分だけ刈り取って。



今年は乾燥方法も変化。

たけのこ乾燥で歩き回ってご縁が出来た、鳴子の地熱をお借りして乾燥しています。

乾燥室に持ち込み、帰りは温泉で一石二鳥。地熱、まだまだ活用の幅はありますね。





週頭には亘理へ。

以前催事でやってみた「七味づくりワークショップ」で柚子入りが好評だったので、

流通の坂上さんに紹介してもらい、柚子も作る高野りんご園へ行き採りたて柚子を譲ってもらいました。


ゆず一味 も作る予定。これも皮を剥いて乾燥。

実も絞って活用したい。



同時進行でなんとか週末まで 大粒大豆くるみちゃん収穫まで突っ走って終わらせたい!

風邪に襲われないように踏ん張りたい!


それまで雪よ!待ってくれ!





明日明後日は、みなさまのおかげで満5周年のチョーほっかぶり市ですよ!

2017年11月17日 | イベント企画・出展




もう我慢できなくなり薪ストーブ着火。

メルも快適なのか、寝てるうちに頭が落ちるほどだ。







こう寒くなってきたら秋の恒例チョーほっかぶり市。

日にちを前倒ししてもやっぱり明日明後日は寒そうですが、もう慣れっこです。

今年は雪も見れるかもしれません!



満5周年。いろんな意味で区切りの市。

朝はバルーンフェスタ、昼はそのまま、ほっかぶりにどうぞお越しくださいませ!



この看板が目印です!





餅つき。

2017年11月15日 | 農家の風景。



今日は岩出山駅前直売所グリーンアップ創業祭。満20周年。

この地域ではさきがけの直売所。時代も変わる激動の中よくもっている。

自分が商売を始めた当初、何にも分からない中、ここで先輩の地元商売人や農家の人に会えた事は、

いきなり判断を迫られる商業との間の良いクッションにもなり見聞きさせてもらえたのは大きかった。




この店のイベントはいつも「餅」が好評でよく売れる。今日も早朝からあんこ餅、納豆餅をみんなで仕込む。

そして大きな節目の年でもあるので雑煮を振る舞おうじゃないかという話しになって、

催事当番で力自慢もいるし20周年だし「杵つきしよう」と杵と臼を持ち込んだ。



今は売ってる餅もほぼ機械、家でつくのもほぼ機械。農家でさえ「昔はやったねぇ〜」というほど杵と臼の餅は食べなくなった。




そこが狙い通りで10時に着き始めると よいしょぉ〜!の掛け声に人が寄ってきて、駅から下車した人も立ち止まりで大好評だった。

臼と杵の味を知ってる人ほど「いやぁやっぱ違うわぁ〜!美味しかったぁ〜!」という感想多かった。



ウチの唐辛子を育ててもらっているタクシー運転手シンイチさんも、ちょうど客待ちで駅にやってきたので昔を思い出して参加してもらった。

買い物もたくさんしてもらい、2升を2回、いい餅つき出来ました。

いっしょに臼杵担当した10歳くらい上のマサシゲさん、青年部だった20代に先輩にも仕込まれさんざんついたという腕前はさすが。

こね方の動きにまったく無駄がなく綺麗なつき上がり。

ちょっと前までは年越しに臼と杵で餅をつくイベントを街なかで恒例にやり、人がひとりふたりと増えてきてみんなで

「あ〜年末だっちゃねぇ〜」

というなんとも言えない年越し風景な話は良かったなぁ。臼と杵だけだもん。今カネと人出して頭使ってもなかなか人は集まらないもの。

また折を見てやりたい。





日が暮れるのがものすごく早くなってきた。予定が一個入るだけで外仕事はかなり制限される季節に。



帰って一休みするとさらに雨が降り出し、仕方がないので間伐の大事な道具をひたすらに研いだ。


こちらも収穫開始。




待望のパンフ。

2017年11月14日 | Weblog







昨日はお誘いいただいて待望の初登山。近いですが手始めに荒雄岳を極めてきました。

1000メートル弱の山ですが、ちょうどいい。テッペンからは栗駒山も一望。とても気持ちよかったです。

紅葉時期にまた登りたい。山を登るのがくせになるのがわかる気がしました。





今日は1日いまにも雪が落ちてきそうな雰囲気。

県の事業で行なってる6次化事業。

今の雰囲気は残しつつよっちゃん商品のデザインリニューアル、そして待望のパンフレット。

まだ詰めはありますが形は見えてきて、いい感じです。

これをどう活かしていくかという部分の話し合い、プランナー松村、デザイナー早坂・高橋のチカラを借りて進めたい。

どんな形になるにしろ、

稼ぎにおいつく貧乏なし

の言葉にあるように、環境的にアイデアはたくさんあってやれる状況に居ることはありがたい。

交通整理しつつ大胆に実行するのみだ。




夕方大根を抜きに裏の畑に。



暴君サムがお出迎え。



サムの小屋が小さいことに気づく。

これからますます冷え込んでくるので、下手の横好きで申し訳ないけど、

ビッグボディのサムが雨風しのいでゆったり寝れる小屋を作ってあげようと思う。




夕方の空が印象的。