よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

寄せて寄せて上げて。

2018年07月03日 | Weblog

本日も快晴。だが週後半からまた梅雨模様で気をもむ。

午前中は直売所で仙台泉区の「いたがき」への出荷打合せ。

うちは加工が柱なので、親父は色々と作るけれど私らはなんばんと大豆以外は「ダメになってもよし」

というスタンスでやってます。柱がボッキリでは食べれなくなるので。

それに比べて直売所のお母さん達は一次農産物中心とはいえ、たくさんの野菜を作ってるなぁ〜と感心します。

すごい。

うちも出せるのはなんばんくらいだけど、一生懸命育てて頑張ります。




その後は鳴子方面の納品周り。

一箇所の若者店長が

「ブログで農ドブル見ました!ぜひ何かの形で関わりたいです!すばらしい取り組みだと思います!」

とわざわざ出ようとする車を追いかけて言ってくれました。


だから「ぜひ混ざらいん! 歓迎するよ!」と応えました。

どこもそうだと思いますが、地元は中々変わらない。変えられない。

彼も地元を盛り上げようと一生懸命やってるし気持ちがすごくわかる。

変わらない地元も正解だし、変えようと思う気持ちも正解。

元来無駄に考え込んで胃にくるタイプなのでそういうのが自分なりに詰まってしまって、

リセットして俯瞰で考えようと、昨年道の駅の理事を一旦退かせて頂いた経緯もあります。


「農ドブル」は都会風に言えば異業種交流会から派生したプロジェクト。

けれどとってつけたものではない土着性、地域性が濃いからこそ余計な演出なくても面白い。

ひっぱるブルーファームのセンスはさすが! と自分的には思っています。

自分たちなりに正解不正解はあるけれど、突飛なアンテナを立てることが時には必要でそれが今。

最終的には其々の足もとの価値観をしっかり作る、に還るけれどまずは響いた人が寄り、集い、上がっていく。

が、大事。







午後は戻って加工場で奮闘するカミさんをサポートして夕方畑へ。

昨年の夏の悪天候がよぎるので、大豆も管理機で除草後、三角鍬で土寄せ開始。





チョビも付き合ってくれたけど、暗さには勝てず。明日の午前は持ちそうなので終わらせたい。

昨年、長雨で一度しか土寄せ出来ない!と思っていたけど、それが出来たところだけだけど、

出来が良かったので今年は思い切って一回土寄せでいきたいと思っています。

大豆の実付きは根っこをいかに傷めないようにするか、ともいわれるので実験します。

なので、最初で最期の土寄せ。気持ちを込めて寄せて寄せて上げます!



昨年のそんな長雨でなんばんの収量が例年より悪かったのもあり、

一方で青なんばんを土佐備長炭で炙ってしょうゆ、味噌に漬けた「炭焼よっちゃん」各種、

拡販してラベル変更したのもあって凄く売上よく、今シーズン収穫前に原料切れしそうです。

卸先には申し訳ないのですが、今年はたくさんとれるように頑張ります!