本業のワカメ収穫作業が始まっている南三陸へ。
高知銀行から頂いた注文への発送第一弾を控え、
ワカメが始まる前に、と一生懸命頑張ってくれた新聞バックを受取りに。
どうせなら検品と袋詰めも現地でやってしまおう!と、
菊栽培のプロ、Oさんの奥様ムッチャンも来てくれました。ありがたい。
やはり手があるとありがたく、いざ始まればあっという間。
いざ高知銀行!
帰りに作業場に寄ってって、とお招き頂き、ワカメ作業というのを初めて見学させてもらいました。
いや~凄い"手仕事"でした。
収穫してきたワカメを湯通しし、塩をまぶして一晩おく。
そっから家族総出で一本一本、茎を外し悪いところがないかを見て製品にする。
それが終わると脱水機、と呼ぶ強烈な圧をかけれる機械にかけてトコトンまで水分を抜き、
ようやく箱詰めにして出荷の形。
すごい行程です。
これまで何気なしに食べてきたワカメですが、こういう光景をみるとなんともありがたい食べ物だと感じます。
我々も畑や田んぼに同様な神経を注いでいるけれど、
簡単に復興へ!なんて形ばかりではなく、お互いに誇りある仕事を、海、山、お互いにきちんと伝え合える、と
いうのもこの活動の大事な核だな、と思います。
その次に、それを補完するべく、新聞バックや他の海山事業がある。
でないと何の意味も無いもんねー。
ぜひ一日でもお手伝いに来たいと思います。
なんせ、今年は私も「間引き作業」手伝ってるんで(o^^o)、収穫まで手をかけないとダメでしょー!
夜。
昨年お会いしたANAのCSR担当部長、Mさんと打ち合わせ。
ANAも南三陸の復興に力を注いでおり、2年の節目を前に現地へ。
ちょうどタイミングが合ったのでお会いできました。
Mさんに骨を折っていただき、近々ANAの機上紙の英字新聞を供給いただけることになりそうです。
ありがたいことです。
せっかくだからと、さんさん商店街にて一杯やりながらお話させていただきました。
今日行ったのは「志のや」さん。
ご家族で経営されてて、震災前から近くでやってたそうです。
親父さんが
「俺は地主なんだけど、今は借りてるっていう不思議な状況なんだよな、今」
という言葉が難しい現状を表してますねー。
料理はどれも美味かった!美味い美味いを連呼し続けていたら
サービス料理まで頂いてしまって申し訳なかったです。
アワビの味噌漬けは絶品でした。
また行きたいと思います。