よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

怒涛の南三陸行き!

2013年03月05日 | 復興プロジェクト


本業のワカメ収穫作業が始まっている南三陸へ。



高知銀行から頂いた注文への発送第一弾を控え、

ワカメが始まる前に、と一生懸命頑張ってくれた新聞バックを受取りに。

どうせなら検品と袋詰めも現地でやってしまおう!と、

菊栽培のプロ、Oさんの奥様ムッチャンも来てくれました。ありがたい。

やはり手があるとありがたく、いざ始まればあっという間。

いざ高知銀行!


帰りに作業場に寄ってって、とお招き頂き、ワカメ作業というのを初めて見学させてもらいました。




いや~凄い"手仕事"でした。

収穫してきたワカメを湯通しし、塩をまぶして一晩おく。

そっから家族総出で一本一本、茎を外し悪いところがないかを見て製品にする。

それが終わると脱水機、と呼ぶ強烈な圧をかけれる機械にかけてトコトンまで水分を抜き、

ようやく箱詰めにして出荷の形。

すごい行程です。

これまで何気なしに食べてきたワカメですが、こういう光景をみるとなんともありがたい食べ物だと感じます。

我々も畑や田んぼに同様な神経を注いでいるけれど、

簡単に復興へ!なんて形ばかりではなく、お互いに誇りある仕事を、海、山、お互いにきちんと伝え合える、と

いうのもこの活動の大事な核だな、と思います。


その次に、それを補完するべく、新聞バックや他の海山事業がある。

でないと何の意味も無いもんねー。

ぜひ一日でもお手伝いに来たいと思います。

なんせ、今年は私も「間引き作業」手伝ってるんで(o^^o)、収穫まで手をかけないとダメでしょー!





夜。

昨年お会いしたANAのCSR担当部長、Mさんと打ち合わせ。

ANAも南三陸の復興に力を注いでおり、2年の節目を前に現地へ。

ちょうどタイミングが合ったのでお会いできました。

Mさんに骨を折っていただき、近々ANAの機上紙の英字新聞を供給いただけることになりそうです。

ありがたいことです。


せっかくだからと、さんさん商店街にて一杯やりながらお話させていただきました。



今日行ったのは「志のや」さん。

ご家族で経営されてて、震災前から近くでやってたそうです。

親父さんが
「俺は地主なんだけど、今は借りてるっていう不思議な状況なんだよな、今」

という言葉が難しい現状を表してますねー。


料理はどれも美味かった!美味い美味いを連呼し続けていたら

サービス料理まで頂いてしまって申し訳なかったです。

アワビの味噌漬けは絶品でした。


また行きたいと思います。