よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

歩む道。

2011年05月20日 | Weblog

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2011/5/28(土) 
よっちゃん農場 + 復興プロジェクトチーム「海の手山の手ネットワーク」で上京します!
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そういえば昨日の定期市で面白い人に会った。

数年前に我が家でやっていたイベント(カミさん曰くダッシュ村のパクリ)で会って以来の知人Yさん(すげー美人)。
最近になってまたちょくちょく話す機会も増えて来て、昨日も訪ねて来てくれた。

そのとなりに面白風味満点なメガネの男性。どうやら彼氏らしい
なんと話を聞くと大手広告代理店Hの仙台支店に勤務。

流れで話が復興プロジェクトの話題になった。
彼も商売という意味では業界の真ん中にいる人だ。

けれど、今アチコチで盛んな復興、支援という名がついた活動には「ん!?」という違和感があるとのこと。
そんでもって我々の海山ネットの中身、こんなことやろうかと思ってる、という話に興味を持ってくれた。
今度ぜひともゆっくり話したい。

要は、義援金の流れだったり、支援として送られる物資の一方通行な感じとか、
なんだろう…被災者と接する、話すという「実感」が伴わないところに、それでいいのかなぁ~と疑問を感じているらしい。

近いものがある。
我々の海山ネットが出来るまでの経緯として、
最初は、ボランティアも募金もする余裕が無い!まず自分が元気にならんとその余裕も出ないよー!
と思っていた。
そして、時間が経ち、今避難生活をしている人たちにとって何が必要か、何を手助け出来るのか、

それは「与えること」ではないなと思っている。(誤解しないように。切迫している「今必要なもの」とは別ね。)

前提として、もちろん私はぶっ壊れても家屋敷はある。彼らは何にも無い。
その経験の差を埋めるのはとっても難しいし、彼らの心、気持ちの流れ、時間にある意味任せるしか無い。

それでも現実はもの凄く厳しく、仮設住居が出来てそこに入ったら再スタートしなくちゃならない。
それは誰が面倒を見てくれるわけでも保障してくれるわけでなく、自分たちで考えなくちゃならない。

そこが、我々が共有出来るところかなーと感じている。
中途半端に地震被害を受け、見た目は地味に、実態は深刻なこれからを、私だって考えなくちゃなんない。
だから、彼らが自分たちで「前を向き、前に進もう」と感じたときに、何か手助けが出来る、一緒に出来る
事をやろう。そのキッカケを作りたい。それも商売を通して。それが生きるってことだから。
それが我々の復興プロジェクト。

逆に言えば、避難者全員を対象に出来ない。とっても地味で、難しく、手間も時間もかかりすぎるから。
何よりも華々しくはない!
それでも、やっぱり、漠然と、なんとなく流れに乗っかってます的なものより余程意味があるなーと思う。

なんか、生きてるってそういうことでしょ。そう思う。


実態がないのに怖がったり、見た、聞いた事が実感と勘違いしてる人が多いなーとつくづく思うんだもの。


んーもっと書きたいけどまとまらない。ので、今日は止めます!