goo blog サービス終了のお知らせ 

よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

粉ラー油。

2017年10月05日 | Weblog


すっかり寒くなってきた。



稲刈り、最後の金のいぶきを刈り終えて終了!

最後は圃場も乾き、サッパリと気分良く終えられた。

籾摺りが終わってないので収量はなんともいえないが二番米は例年よりは多い気がする。





裏のせり田には早くも鴨。

そして家の前のくるみ豆は鹿、か、イノシシに齧られまくり、田んぼ道は荒らされ

川の中州には親子グマと思われるデカい足跡があちこちにくっきり。

それに負けまいと最後の藁あげ中、チョビ隊長も畔を破壊しまくり。



途中あまりの疲労で風邪ひきそうになったがまずは田んぼが終わってひと安心。

これから徐々になんばん畑も今年の幕引きに向かいます。



夜、すっかり寒いので鍋。

ごま豆乳鍋に粉ラー油、相性バツグンだ。身体もあったまった〜!



構想と現実と。

2017年09月26日 | Weblog

午前中、思いもかけずうちのタケノコ外部販売部長・坂上さん来訪。

小売店と生産者を繋ぐ生きた流通!な考え方に共感し3年前からいろいろと相談しながらきた。

来年は大勝負!と事あるごとに話してる。

今定期会議しているプランナー、デザイナーと形にしていくものも、

実際の動きにシンクロさせないとまったくやってる意味がないので考えなら進みたい。



先日彼岸の墓参りに行った際、キノコ王の義父に見てらもい自信をつけ、

夕方天然しめじを裏山から。


今夜は秋の味覚で天ぷらだ。





チョビとサム。

2017年09月02日 | Weblog


雨の予報をくつがえしほぼ晴れ。

雨だと思ってたのでほぼ加工場仕事で1日終わり。

明日はハラペーニョソースを作ってみる予定。




くるみ豆、土寄せしきれてないのでさや数は少ない気がするがこっから太って欲しいところ。



大きくなった副隊長サム。スピードではチョビに敵わないがパワーは圧倒的にサム、というほどデカくなってきた。たのもしい。

チョビを連れ出して毎回、仲良くならんかなぁ〜と一緒におやつタイムを過ごさせるが、どうもダメだ。

が、チョビがおすわり、お手、おやつという段取りを踏んでからちゃんと食べるのを見ると、サムもなんとなく真似をするのは学習効果。



明日はお弁当から始まりでてんこ盛り。

秋だなぁ〜・・・・終始、ねむい。

イワデヤマスモーカー。

2017年08月30日 | Weblog

今日も降らないまでも梅雨空。




先日女川で作ってきたサンマの昆布巻きが完成して到着した。

とっても旨い。自分が関わった、という体験はプラスアルファの味わいだ。



今年は早く手を付けようと思っている竹林をチョビと散策。すると、、



田んぼの畦畔に最近激しい痕跡がありもしかしてと思っていたが、イノシシらしき跡が竹林の中にもとうとう侵入してきてるらしい。

地中のタケノコの芽をほじくり返した跡。

半分くらい見回ったがタケノコの匂いに反応するのだろう、深い堀跡は数カ所のみだった。。。。。が深刻だ。

3町歩の竹山を電線で囲うなんて非現実的なことは出来ないので、とにかくチョビ隊長、サム副隊長と回ってマーキング作戦しかない。




一方この季節の旬のきのこ 竹もだし が出始めた。今晩はお吸いにしてみるつもり。山の恵だ。

これからの季節群生するきのこ。



お試し期間を経てスモーカーを改良。材料を吊るし型に。




直売所で扱う岩出山かりんとうの空き缶をもらってきたのでフタ付き。

今回は下味によっちゃんなんばんを使い、半日漬け込んでやってみる。スモーク素材は桜の生木ととオニグルミのチップ。

さてどうなるか、とやってみたら、ダメだ。
美味くない!



改良したぶんスモークの仕上がりは素晴らしいが、

よっちゃんの酸味がケンカして不味い。。

やはり、下味はシンプルにコショウと塩だな。

残念。こんなこともあるさ。






伝える。ということ。

2017年08月29日 | Weblog


午前中、高知大学から佐藤先生がやってきて、取材を受けた。

曽木さん、なんばん出荷がてら三陸から移住した阿部さん含めて海山活動とか含めての動きを。

こうやって話す時間というのは自分の中での整理にもなってありがたい機会。



思い返すと新聞ばっぐを含めての海山活動の拡がり方というのはどういう事なのか?という話。


経済的な支援をしよう。

ただし、それは当たり前の仕事をしてもらってそれに見合った対価としてお金を発生させる。

そこが、メンバーも農場始め自営業で時間も余裕も金もなかった中で導き出した真っ当といえばまっとうな道。

被災も関係なくなっても継続できるかどうかぶれない軸でもある。

それが肝で始めた事。当然被災当地だから支援の気持ちが上回ることもあればそれで新聞ばっぐが動いて助けられたというのも事実として当然あった。





今、道の駅の直売所の役員をおりてみると、やってきたことの意味を考える、というかふっと頭をかすめる

ことが多々ある。どんな影響があっただろうか。。。

今は、何か、例えば地域を変えるにはあるていどお金、経済的な指標というのは必要だなという考え方だ。

だから、単純にいえば自分の事業伸ばすこと以外考えまい!というくらい割り切っている。

自分ではなく周りを変えるのもということを含めていくと、共通指標としてのお金は、分かりやすい。

前はお金を指標に考えるのはなんか、面白くない、汚いという気持ちもあったからもしれない。

が、無理だ。という結論を出した。

むしろ、そこで悶々とする時間がもったいないと思うようになった。

まだ動けるし頭も動くが、やっぱり30代とは違う。そこを思い知らされるとなおさら強くそう思う。






それが、震災の時はみんなが、今日を明日を生きる道が閉ざされたような気持ちになり、素直になった。

なれたのかもしれない。

だから、身の丈で次の一歩を考えて、それを信頼できるひとに伝えて、広がってきたのが海山活動。

それは自分の事業の中にもある。人の本性が見えたというのか。

いろんな可能性も見えた震災だけれど、6年経つと、また、伝え合う、わかり合う、ということは

日常のなかではやっぱりまた、難しいもんだと思う。



だから、初めてというくらいに素直に、

自分の事業でガンガン稼いで見せることが農業の可能性を感じてもらえることに繋がるっしょ!

と、割り切れる、ということを感じた時間でした。





内猫メルが居ない!と思ったら、最近はこんな場所を見つけたらしい。。



まったくおもろい猫だ。