東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

『荒木孝典-記憶・記録-』展

2022-02-18 06:24:58 | 文化・スポーツ
 2月12日(土)、西脇市岡之山美術館に楽しみに行ってきました。久しぶりに西脇市出身の絵本作家の吉田稔美さんにお会いできるからです。



 吉田さんは、本館で行われている「子午線上のアート」展の出展者です。13日に行われる国の重要文化財に指定された西脇小学校の見学会・シンポジウムに参加されるために、帰省されました。東京から、𠮷田さんの知人も見学に来られていました。
 美術館のアトリエで行われている個展シリーズの第3弾は、『荒木孝典-記憶・記録-』展です。
 荒木さんは、丹波市春日町生まれで、県立高校の美術教師として活躍されてきました。大学生の頃、日本画家の下川千秋氏や岩永京吉氏に師事し、日本画を学ばれたそうです。
 荒木さんは、膠彩画(こうさいが)と呼ばれる作品を制作されています。膠彩画は、膠を溶剤とし、胡粉や岩絵の具などの顔料を定着させ着彩する絵画技法で、日本画の一分野だそうです。



 荒木さんは、「歴史・記憶」をテーマに製作されています。『3月1日』(記念ノ日ニ)は、「高等女学校卒業記念アルバムを参考に製作。彼女らは太平洋戦争に巻き込まれていきます。」とコメントされていました。『6月3日』(ある家族の像)は、「戦前に満州にわたり、ソ連の進行により孤児となって中国に残留せざるをえなかった人々の写真をもとに描きました。」とコメントされていました。『9月30日』(L像)は、「アウシュヴィッツ収容所の写真集に載っていた収容者の子どもたちの顔写真を見て」とコメントされていました。


 
 ミクストメディアで表現した『2月28日』は、ミャンマー国軍の凶弾に倒れた知人を心配しています。野外で制作したインスタレーション『12月5日』は、実ヤンマー国軍の凶弾に倒れた1326人の人々の無念さを表現されています。

 荒木さんは、私と同年齢です。同じ時代を生きてきたものとして、荒木さんの問題意識がよく分かります。これからも、精力的に活動していただきたいと願っています。
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不要なメガネの収集

2022-02-17 06:24:36 | 福祉・医療
 西脇市役所オリナス入り口に『ご不要なメガネの収集にご協力ください』と書かれた箱が設置されています。西脇ライオンズクラブ皆さんの取り組みです。



 収集箱には、この取り組みは「1925年、ヘレン・ケラーさんからのライオンズクラブへの要請で始った」そうです。「低・中所得国では近視・遠視・乱視の約1億5300万人の人々の大半は、メガネで簡単に対処できます。視力のせいで、教育を受けられない子どもや仕事に就けない大人が、メガネによって新しい人生を始めることが可能になります。」として、ライオンズクラブが取り組んでくださっています。
 対象となるメガネは、素材や度数は関係ありませんが、現在はフレーム付きメガネだけだそうです。



 私は、先日、西脇病院で両目の白内障手術を受けました。そのため、これまで使っていたメガネは使えなくなり、懇意にしていただいている木川時計店で、新しいメガネを大急ぎで作ってもらいました。家の中では、メガネなしで過ごす場合が多いのですが、自動車に乗る際や遠くを見る場合はメガネが必要です。
 古いメガネを2つ、オリナス入り口の箱に入れさせていただきました。私にとって不要なものでも、役立ってくれればと思います。
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西脇小学校重要文化財指定記念シンポジウム

2022-02-16 06:22:49 | 市議会活動
 2月13日(日)、西脇小学校重要文化財指定記念シンポジウムが市民交流施設オリナスで開催されました。



 西脇小学校の木造校舎3棟と付属建物が令和3年8月に国の重要文化財に指定されました。このことを記念して、木造校舎の魅力を語るシンポジウムが企画されたようです。
 末松信介文部科学大臣も来られ、『学校は、宝である。』とあいさつで力強く話されました。
 基調講演は、西脇小学校木造校舎の改修工事に最初から関わってくださった3人の専門家の方々でした。
 足立裕司神戸大学名誉教授は、『保存改修工事を終えて』と題して、「大事なことは、木造校舎を今も使い続けてられていること。ゴールはなく、今後も大切に使い続けてほしい。」と話されました。



 藤森照信東京大学名誉教授は、『西脇小学校ができるまでの日本の小学校の歩み』と題して、学制からの日本の学校の始まりを歴史的に説明してくれました。日本の小学校はアメリカを見本に建築されたとのことで、西脇小学校の校舎が横一列になっていること、ガラス窓、つけ柱であることの意味も話してくれました。
 腰原幹雄東京大学生産技術研究所教授は、『木造校舎と木構造の可能性について』と題して、木造建築の構造学上の発展や可能性を分かり易く説明してくれました。公共建築(学校校舎)の役割は、安ければよいのではなく地域のシンボルとなり構造上も評価されるものでないといけないことを述べられました。重要文化財の指定は、市や市民にとって西脇小学校を大切に守る義務が生じたと考えてほしいと言われたことが胸に響きました。
 その後、パネルディスカッション(司会・足立裕司名誉教授、パネラー・藤森照信名誉教授、腰原幹雄教授、片山象三市長)が行われたのですが、所用があり聞くことができませんでした。
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第4回銀塩寫眞倶楽部作品展

2022-02-15 06:25:45 | 文化・スポーツ
 今年ではや4回目を迎えた『銀塩寫眞倶楽部作品展』が、みらいえ多目的ホールで開催されるという案内をいただき、楽しみに行ってきました。



 銀塩寫眞倶楽部は、梅田邦彦さんと杉本浩之さんの2人がつくられた写真クラブです。「Film Photist 」(フィルム フォティスト)と呼ばれるように、デジタルカメラが多い中で、フィルム写真も持つ良さを追求されています。
 梅田さんは、フィルム写真は「見る人を優しくしてくれる。優しい写真です。」と話されました。実際、梅田さんと杉本さんの写真を見ていると、気持ちが穏やかになっていきました。



 杉本さんは、大阪や神戸、和歌山で撮影した都会の建築物、風物等の写真を出展されています。『キタの地上絵』や『ミナミの壁画』、『空中浮遊』が、特に目がいきました。



 梅田さんの写真は、地元の西脇市や加東市、遠くは福井県や滋賀県等で気に入られた風景、自然等を撮られたものでした。香美町の『波涛』、西脇市の『朝霧』、新温泉町の『刈干』に目がいきました。
 どの写真も自家現像です。撮影したフィルムを自宅に造られた個室(現像所)で現像し、写真が浮かび上がるときのよろこびを二人は楽しみにされているのだろうなと想像しました。
 これからも、「Film Photist 」(フィルム フォティスト)で頑張っていただきたいと願っています。
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新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種

2022-02-14 06:26:55 | プライベート
 2月12日(土)、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種を旧西脇市民会館で受けてきました。



 私のワクチン接種は、1回目7月6日、2回目7月27日、共にファイザー製のワクチンでした。3回目のワクチン接種を行うことが決まり、西脇市では  
2回目のワクチン接種が終了してから7ヶ月経過した人を対象に、3回目のワクチン接種券を送付しています。
 私の手元に、ワクチン接種券が送られてきたのは2月10日でした。その夜、インターネットで、ワクチン接種の予約をしたところ、幸い2月12日午後4時からの枠が2人分空いていましたので、早速予約をしました。
 西脇市から予約確認のメールが送られてきました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■ご予約の内容(ご予約番号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 接種者名:ヒガシノ トシヒロ
 ご予約日:2022-02-12
 ご予約時間:16:00
 会場名:郷瀬_旧西脇市民会館(3回目接種)_ワクチン:モデルナ



 2月12日(土)、予約時間は4時でしたが、会場の旧市民会館に3時半に着きました。スムーズな流れで、4時には会場を出ることができました。
 注射は、全く痛みがありませんでした。今も、大丈夫です。翌日に熱が出たという話を聞きますから、まだ安心できません。
 3回目のワクチン接種の進み具合がよくないという報道を耳にします。自分のためにはもちろんですが、家族を含め自分の周りの人のためにも、そして一日も早く以前の生活に近づけるように、3回目のワクチン接種が進むことを望んでいます。
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臨時特別給付金の対象世帯へ給付開始

2022-02-13 06:23:32 | 市議会活動
 新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、もともと生活が厳しい住民税非課税世帯や家計が急変した世帯に対し、国が10万円の現金支給を行う臨時特別給付金の支給が、西脇市でも始まりました。
 様々な困難に直面した方々が、速やかに生活・暮らしの支援を受けられるよう迅速な支援に向けて、西脇市の担当課は頑張ってくれています。受付窓口も、オリナスの入り口の奥に社会福祉課の窓口とは別に新たに設けられました。



 住民税非課税世帯への10万円の現金を給付については、西脇市は2月4日(金曜日)に最初の給付金を振り込みました。対象となる世帯(約 4,300世帯)へは、令和4年1月28日から確認書を発送。受け付けた確認書を基に、順次、給付しています。
 また、住民税非課税世帯とは別に家計急変世帯も受け付けていますが、この場合は申請が必要なので、少し時間がかかると思われます。

 具体的には、次の通りです。
【臨時特別給付金事業 初回・2回目給付情報】
 初回給付額: 4,000千円(40世帯)
 初回給付日:令和4年2月4日(金曜日)
 2回目給付額:33,300千円( 333世帯)
 2回目給付日:令和4年2月9日(水曜日)
       ※以降、週1~2回のペースで給付(振り込み)予定
【給付対象】
 ① 住民税非課税世帯(約 4,300世帯)
  基準日(令和3年12月10日)現在、令和3年度分の住民税均等割が非課税である世帯。
  受付方法:対象世帯(約 4,300世帯)に確認書を送付(返信用封筒同封)し、郵送にて受け付け。
  給付開始:令和4年2月4日(金曜日)以降、順次振り込み。
 ② 家計急変世帯(約 1,000世帯)要申請
  対象世帯:新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、令和3年1月以降の家計が急変し、令和3年度住民税均等割が課税されて
  いる世帯員全員のそれぞれの年収見込額が、住民税均等割非課税世帯と同様の事情にあると認められる世帯。
  申請方法:申請書と収入や所得が分かる資料などを市社会福祉課へ原則郵送で提出する。申請書は、市ホームページからダウンロ 
  ードできるほか、郵送することも可能です。
③ 給 付 額:1世帯あたり10万円
  申請期間:令和4年9月30日(金曜日)まで。
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土づくりセンターからの堆肥

2022-02-12 06:22:52 | 農業・林業
 1月末、黒田庄町石原にある土づくりセンター「ゆめあぐり」を訪問し、我が家の畑へ堆肥の注文に行ってきました。



 職員の皆さんが、熱心に堆肥づくりに頑張っていました。また、土壌調査をしているJAみのりの若手職員がおられ、話を伺うことができました。



 我が家の畑には、大根、白菜、ブロッコリー、キャベツ、水菜、タマネギが植わっていましたが、キャベツ、水菜、ブロッコリーを整理しました白菜、大根はまだ残っているのですが、数量は少なくなってきています。白菜や大根は、寒い日々が続く中、鍋料理やおでんに活用されています。タマネギのは順調に生育しているようです。



 2月中頃には、ジャガイモや他の作物を植え付けたいと考えています。そのために、しっかりと土づくりをしておこうと考えています。
 先日、「ゆめあぐり」から軽トラック一杯の堆肥が届きました。数量は、520㎏で、2,444円でした。ただ、西脇市役所から半額助成があります。


 
 今回の土づくりに活用するのは、半分程度です。残りは、白菜、大根を完全に整理した後、夏野菜の植え付けをする場所で活用する予定です。「ゆめあぐり」があるために、黒田庄和牛の牛糞の処理ができ、完熟した堆肥を土づくりに利用することができます。
 ジャガイモ等の作物の植え付けをする所に、有機石灰セルカと堆肥をたっぷりと散布しました。肥えた良い土ができたと思っています。



 先週の土曜日に、私が知らない間に、隣家の方が耕運機で耕してくださいました。深く鋤いてくださり、喜んでいます。2月末に、ジャガイモやエンドウ豆、ブロッコリーを植え付けたいと考えています。
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『第2回WANT TO + α 展』

2022-02-11 06:16:11 | 地域行事
 昨年に引き続き『WANT TO + α 展』(ウオン トウ プラス アルファ)が、ドウジアムで2月9日~19日の会期で開催されています。昨年、とても楽しい内容の作品展でしたので、楽しみに行ってきました。



 WANT TO美術グループは、小松原ケンスケさんを中心に、抽象画・デザイン画・書道・水墨画・写真等、様々な分野で活躍されている方々が集われています。フジモトユタカさん、内野龍太郎さん、



 西田管男さん、もりたに千代さん、高田哲男さん、坂本ゆかりさん、柏原清人さん、高澤壮志さん、松本学さん、篠原征子さん、島村翠峰さんなどです。



 また、友情出品の皆さんとして、えんぴつ似顔絵の小林明美さん、木工作家の藤田耕平さん、ラオスをこよなく愛されている前川佐知さん、写真家の江口のり子さん、藁芸術家の藤井俊策さん、洋画家の山本善幸さん、手芸作家の北田久代さんなど、多彩な方々が応援されています。


 
 今回、「自然探索の会」の皆さんも、自分たちの活動報告を展示されています。「自然探索の会」の皆さんは、日時計丘公園のギフ蝶の育成や子どもたちに自然を触れる機会を増やそうを頑張っておられます。
 『WANT TO + α 展』は、各分野で精力的に活動されている皆さんの集まりですので、大変見ごたえがありました。
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第86回西脇市議会臨時議会の開催

2022-02-10 06:15:48 | 市議会活動
 2月8日(火)、臨時議会が開催されました。



 臨時会には、令和3年度一般会計補正予算(第10号)が提案されました。補正予算は、3095万4千円を追加し、総額を225億8576万円とするものです。補正内容は、ワクチンの第3回目の追加接種、地方創生臨時交付金(既決分)の組み替え、保育士の処遇改善などを内容です。
 具体的には、
 (1)新型コロナ感染症対応に係る補正(西脇市独自の臨時交付金の活用事業)
   ①出産応援特別給付金事業-10月 2日~3月末までに妊娠届した方に5万円の支給(70名を予定)
   ②もち麦振興支援事業-山田錦の減反に伴いもち麦栽培を行う農家に10a当たり3000円の助成
   ③小中学校要・準要保護就学援助事業-要保護・準要保護家庭の児童・生徒に対し一人当たり5万円の追加支給
    (小学生240人、中学生153人を予定)
 (2)新型ワクチン接種事業(1840万円)
 (3)保育士等処遇改善臨時特例事業(433万1千円)
    認定こども園の保育士・調理員・事務員等に対し、月額約9000円の処遇改善

 補正予算は、予算常任委員会で、一つ一つの項目に室質疑を行い、全員一致で可決すべきものと決しました。
 午後4時から再開された本会議において、委員長報告、討論、採決が行われ、全員一致で可決されました。
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黒田庄中学校の環境美化教育優良校受賞

2022-02-09 06:29:24 | 教育・子育て
 2月7日(月)、とても嬉しいことがありました。
 黒田庄中学校が、環境美化教育優良校の全国表彰を受けました。兵庫県で1校だそうです。環境美化教育優良校は、公益社団法人食品容器環境美化協会主催の第22回環境美化教育優良校表彰事業において、美化実践教育活動が特に優れ、地域の美化の啓発に寄与したとして全国表彰されました。



 黒田庄中学校が全国的にも誇れるボランティアクラブの『ビギン』の活動が、評価されたようです。『ビギン』は30数年前、私も黒田庄中学校在職中に、生徒会福祉部が中心に結成されました。福祉活動に熱心な先生方や生徒会の呼びかけで、『ビギン』誕生しました。



 学校近くの特別養護老人施設「向陽苑」や北はりま特別支援学校との交流が主な活動でした。私も、生徒たちと年末に「向陽苑」の清掃活動をしたり、北はりま特別支援学校の運動会に参加したことを懐かしく思い出します。
 新型コロナ感染拡大を受け、交流活動ができなくなる中で、JR駅舎の清掃活動やブックトークと呼ぶ小学生への読み聞かせ活動をしてくれています。地域とのかかわりを深める活動を継続し展開してくれています。



 表彰伝達は、生徒集会の中で行われました。表彰伝達に、ダイドードリンコ株式会社の山名参事が来てくださいました。
 生徒が進行する生徒集会を、久しぶりに見せてもらいました。生徒会からの連絡、各学年の取り組みと、生徒自身が発表していました。
 黒田庄中学校の生徒の皆さんには、勉強・部活に頑張って欲しいことはもちろんですが、『ビギン』の活動も頑張って欲しいと願っています。
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