2月12日(土)、西脇市岡之山美術館に楽しみに行ってきました。久しぶりに西脇市出身の絵本作家の吉田稔美さんにお会いできるからです。
吉田さんは、本館で行われている「子午線上のアート」展の出展者です。13日に行われる国の重要文化財に指定された西脇小学校の見学会・シンポジウムに参加されるために、帰省されました。東京から、𠮷田さんの知人も見学に来られていました。
美術館のアトリエで行われている個展シリーズの第3弾は、『荒木孝典-記憶・記録-』展です。
荒木さんは、丹波市春日町生まれで、県立高校の美術教師として活躍されてきました。大学生の頃、日本画家の下川千秋氏や岩永京吉氏に師事し、日本画を学ばれたそうです。
荒木さんは、膠彩画(こうさいが)と呼ばれる作品を制作されています。膠彩画は、膠を溶剤とし、胡粉や岩絵の具などの顔料を定着させ着彩する絵画技法で、日本画の一分野だそうです。
荒木さんは、「歴史・記憶」をテーマに製作されています。『3月1日』(記念ノ日ニ)は、「高等女学校卒業記念アルバムを参考に製作。彼女らは太平洋戦争に巻き込まれていきます。」とコメントされていました。『6月3日』(ある家族の像)は、「戦前に満州にわたり、ソ連の進行により孤児となって中国に残留せざるをえなかった人々の写真をもとに描きました。」とコメントされていました。『9月30日』(L像)は、「アウシュヴィッツ収容所の写真集に載っていた収容者の子どもたちの顔写真を見て」とコメントされていました。
ミクストメディアで表現した『2月28日』は、ミャンマー国軍の凶弾に倒れた知人を心配しています。野外で制作したインスタレーション『12月5日』は、実ヤンマー国軍の凶弾に倒れた1326人の人々の無念さを表現されています。
荒木さんは、私と同年齢です。同じ時代を生きてきたものとして、荒木さんの問題意識がよく分かります。これからも、精力的に活動していただきたいと願っています。
吉田さんは、本館で行われている「子午線上のアート」展の出展者です。13日に行われる国の重要文化財に指定された西脇小学校の見学会・シンポジウムに参加されるために、帰省されました。東京から、𠮷田さんの知人も見学に来られていました。
美術館のアトリエで行われている個展シリーズの第3弾は、『荒木孝典-記憶・記録-』展です。
荒木さんは、丹波市春日町生まれで、県立高校の美術教師として活躍されてきました。大学生の頃、日本画家の下川千秋氏や岩永京吉氏に師事し、日本画を学ばれたそうです。
荒木さんは、膠彩画(こうさいが)と呼ばれる作品を制作されています。膠彩画は、膠を溶剤とし、胡粉や岩絵の具などの顔料を定着させ着彩する絵画技法で、日本画の一分野だそうです。
荒木さんは、「歴史・記憶」をテーマに製作されています。『3月1日』(記念ノ日ニ)は、「高等女学校卒業記念アルバムを参考に製作。彼女らは太平洋戦争に巻き込まれていきます。」とコメントされていました。『6月3日』(ある家族の像)は、「戦前に満州にわたり、ソ連の進行により孤児となって中国に残留せざるをえなかった人々の写真をもとに描きました。」とコメントされていました。『9月30日』(L像)は、「アウシュヴィッツ収容所の写真集に載っていた収容者の子どもたちの顔写真を見て」とコメントされていました。
ミクストメディアで表現した『2月28日』は、ミャンマー国軍の凶弾に倒れた知人を心配しています。野外で制作したインスタレーション『12月5日』は、実ヤンマー国軍の凶弾に倒れた1326人の人々の無念さを表現されています。
荒木さんは、私と同年齢です。同じ時代を生きてきたものとして、荒木さんの問題意識がよく分かります。これからも、精力的に活動していただきたいと願っています。