東野としひろ活動NEWS

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笹倉剛教授『子どもにとって読書とは』

2019-03-03 05:25:26 | 教育・子育て
 3月1日の夜、西脇市子育て支援者研修会の一環で、神戸親和女子大学の笹倉剛教授による『子どもにとって読書とは-子どもと本を繋ぐ活動を通して-』と題した講演会が開催されました。



 私は、笹倉教授に久しぶりにお会いしたい思いで妻と一緒に参加しました。予想を裏切らない、中身のある講演で勉強になりました。
 笹倉教授は、元中学校の国語教師で著名な方で、読書好きの生徒たちの育成に精力的に取り組まれてきました。私が黒田庄町長の時には、詩人の谷川俊太郎さんや高山智津子さんを招いて、読み聞かせの講演会を企画していただいた事もありました。現在は、神戸親和女子大学文学部で、教師を目指す学生たちに熱い想いを語られています。講演会にも、教え子の学生たちが来られていました。



 笹倉教授は、最初に、本好きな子どもとそうでない子どもの2極化の傾向があり、本好きの子どもを育てていくことの重要性について述べられました。子どもにとって読書は、人生を生きていく上での土台作りのような役割があることを、実際の絵本を読み聞かせながら話してくださいました。
 そして、学校・家庭・地域で子どもたちの読書意欲を醸成していく取り組みが必要であることを、全国の事例を紹介しながら具体的に話してくださいました。全国学力テストで優秀な県である秋田県や山形県の学校では、朝読や学校図書室の活用が盛んであることを紹介されました。学校での学校図書館司書の果たす役割の重要なこと、ブックスタートや家庭読書の大切さ、図書館づくりなど。
 最後に、図書館を核にしたまちづくりもふれられました。「図書館でまちは変わる」ことを実感した講演でした。
 神戸親和女子大学では、「60才からの読み聞かせ講座」を企画するそうです。読み聞かせは、アルツハイマーや認知症予防に良いそうです。できることなら、みらいえでも「60才からの読み聞かせ講座」を企画してくれたらと願っています。
 西脇市が、本好きな子どもを育て、図書館を核にしたまちづくりが進んでいくことを願っています。
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2 コメント

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Unknown (荻多(加納) 典子)
2019-03-03 11:05:11
ご無沙汰しております。
現在、市域の子育ての支援で色々勉強中です。
笹倉先生の講演会とても興味があります。
東野先生の精力的な活動をいつも拝見して力を頂いています。またお話させて頂きたいと思っています。
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ぜひ出会いたいです (東野としひろ)
2019-03-04 18:47:21
 荻多さん、こちらこそご無沙汰しています。
 笹倉剛先生は気さくな方ですから、日程が合えばどこへでも行かれてお話をしてくださいます。僕も懇意にしていただいているので、何かあれば連絡してください。
 お母さんは、お元気ですか?ぜひ、出会って色々話したいですね。僕のメールアドレスです。toshihiro1122@iris.eonet.ne.jp
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