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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



民主党の有名人(有力者ではない)鳩山由紀夫が昨日メディアに語った。
「中国は、脅威ではない」
自分の所属する民主党の前原代表が先日演説した「中国は脅威だ」論をうけての発言で、要は民主党内にはびこる旧社会党員の皆さんの機嫌取りではあったのだ。
しかし正常な神経の持ち主であれば、今どき中学生でも「中国は脅威ではない」と語ることはないだろう。
むしろ鳩山の「中国は脅威ではない」発言こそ、日本国にとっては非常に「脅威」だ。

果たして、
武装した潜水艦に我が国の領海を不法に侵害させて調査活動をさせている国が脅威でないのか。
排他的経済圏内に軍用機を跳ばしてくる国が脅威ではないのか。
日本の玄関先「台湾」をいつも武力で恫喝している国が脅威ではないのか。
国民選挙も行ったことがない人治国家が脅威ではないのか。
同じ大陸棚を持ちながら、うちの領域だからと同意も得ずに資源掘削に励む国が脅威ではないのか。
貸した金を返しもせずに「ちゃらにせよ」と威張る国家が脅威ではないのか。
鳩山由紀夫の考え方がわからない。

もしかすると、鳩山由紀夫は包丁を持って家の床下を賊が徘徊しても脅威だとは感じないのか。
隣の家が自分の敷地に覆いかぶさるような張り出し二階を作っても脅威ではないのか。
自分の家の水道管から隣家に水道を盗まれても脅威ではないのか。
貸した金を返してもらえず、おまけに「もらってやってるんだ!」と恫喝されても脅威ではないのか。

「最近の政治家は一般世間を知らないのが問題だ」という言葉を度々耳にするが、それ以前のものがあるような気がするのだが、いかがだろう。


※今日は忘年会で酔っぱらっているので短くまとめてみました

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