国が発注する鋼製橋梁の入札に関わった建設および重工の大手47社が談合に手を染めていたことが判明した。
新聞やテレビといったマスコミは鬼の首を取ったように騒ぎはじめたが、例によって、その根本的なものは何一つ報道しない姿勢を貫いている。
それが証拠に公正取引委員会が前回摘発した水道メーターの不正入札の一件に関わった水道工事事業者の一つの社長を「反省します」「すいません」などのお詫びのひとつも言わさずにテレビ出演させし続けている。
その人の名前はMといい、お昼の相談番組や朝のワイドショーの司会を務めているのだ。
実のところ、日本経済は談合で成り立っている、という噂話がある。
以下は飽くまでも噂なので真剣に考えてもらっては困るのだが、考えないと益々ちんけな国に落ちぶれる危険性があるだけに怖いものもある。
大阪府と京都府と奈良県の境に数年前、国立国会図書館関西分館というのが完成した。
この三府件の府県境といえば、関西学術研究都市という、いかにもという地域なのだが、いずれの都心からも電車で一時間以上かかる辺境である。
このような辺境に国立図書館を構えることになったのは、京都出身のNという政治家が、身内の税金を払わずに済む人たちをたき付けて国に「この場所が都合がいい」と決定させたという「噂」がある。
国立図書館だから、当然入札で建築業者や設備業者が決められる。
ただ規模が規模だけに、これだけの工事を実施できる会社も限られてくるので、建築も設備も技術的にも資金的にも請け負うことができる会社が「まとめて」受注したという、これまた「噂」がある。
「まとめて」という言葉がキーポイントで、意味はなんとでもとれるだろう。
すべてまとめてがっぽり受注した、という意味にもとれるし、みんなの希望をまとめて仲良く受注したとも言うことができる。
設備などは前記後期の二つにわけられて、B社やI社、N社、D社という企業が頭で受注して、仲良く仲間の工場に発注し、民間企業からではとても得られない額の利益を不当に受けていたという「噂」がある。
大阪府堺市は職員の皆さんに共産党支持者が多いことと、ラスパイレス指数が日本一であることで知られている。
共産主義は「民主主義」と「平等」を心がけてるためか、職員が「不平」を言わないように、国家公務員よりもはるかに高い給与を平等に支払うように仕向けているようだ。
この公平思想は入札制度にも活かされていて、建築工事などは落札した業者が「平等」に損をしないように、落札価格と予定価格がピッタリと符合するように入札を実施している。
ホームページで確認できるのでビックリする人がいるだろう。
これは恐らく市の職員には「エスパー」がいて、落札してもらいたい業者にテレパシーを送るので、ピッタリの数字がでてくるのだ、という「噂」がある。
ともかく、どれもこれも「噂」なので、明確には言えないが、火のないところに煙は立たず。
要は役人の無能さ加減と、業者の不誠実さ加減が末期的になってきているということか。
そう言えば、大阪和泉市の市長逮捕も、市長を逮捕して汚職の濡れ衣と責任を押し付けないと、実行部隊の課長、係長クラスがすべてお縄にかかってしまうから、という「噂」がある。
ここまでくると、市長は尊師で職員は信者、市庁舎はサティアンだ、という「噂」もある。
| Trackback ( 0 )
|