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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



なんだか朝鮮半島が大変だ。

北朝鮮が自国の領土と主張する韓国の領土に爆弾を打ち込んだ。
民間人2人を含む4人がとばっちりを食って亡くなったが、韓国が意外と大人だったのは即反撃にでなかったこと。
この辺りはニューヨークを爆撃されて関係のない国に対して「即反撃」に出たブッシュJrと違うところ。
李大統領の方がまともなご仁であったらしい。

それにしても北朝鮮。
何を考えているのだろうか。
どうかんがえても韓国に爆弾を打ち込むなんざ、正気の沙汰とは思えない。
自国にとっても韓国にとっても、まして中国や米国にとってもプラスにならない。
爆弾代が無駄なくらいだ。

例によって北朝鮮のテレビのアナウンサーは口の形がわかるくらいのハッキリした口調で米国と韓国を名指しで批判。
多分、原稿を読んでいるアナウンサーも、
「あ~、なんでこんなバカバカしい原稿を、こんなにイキンで読まなければいけないの。早く韓国に亡命したい」
くらい思っているのかもわからない。
そのうち北朝鮮が瓦解した後には、韓国のバラエティーショーに出演し、
「すいません。あの時の口調で原稿読んでくれます?」
なんて言われて、
「辛かったわ、あの頃は」
なんて思い出すことになるのかも分からない。

今回の騒ぎで幸運だったのは、爆弾が通常爆弾であったこと。
あれだけオツムの狂った国だけに、爆弾の中に、何を詰めてくるのかわからないだけに、本当ならもっとビビってもいいくらいだ。
例えば、「炭そ菌」「ペスト菌」「天然痘菌」などを詰め込んだ生物兵器。
また、お得意の原爆開発で生み出された核廃棄物を詰め込んだ、静かなる核兵器。
などなど。

正直、あの国ならやりかねないだけに、空恐ろしいものを感じるのだ。

で、一方目を私の国、日本に向けると、こりゃまたノー天気。
首相は爆撃をニュースで知るという体たらく。
阪神大震災も当時の首相村山富市はニュースで知ったくらいで、官邸には情報ソースとして地上波テレビしか設置していないのではないか、と思える恐ろしさなのだ。
韓国を爆撃した北朝鮮は、当然日本も射程に収めており、このままではいつ日本にミサイルが飛んで来るのかわからない状態だ。

「ひゅーん」
と飛んで来て、飛行中の旅客機を撃墜したり、東京や大阪などの都心の「どかん!」と落ちたらどうするのだろう。

この際、空襲警報システムが必要だと思うのだがテレビで事件を知る低い程度の政府の管内閣。
たぶんあったとしても死人が出てから鳴るのだろう。

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元全共闘の経歴で政府の要職についている仙谷由人に特徴は、

「頭が悪いこと」。

言って良いことと悪いことがあることを判断できない。
連日失言を繰り返し、全国民の顰蹙を買っている。

とりわけ、「自衛隊という暴力機関」という発言には驚くものがある。
自衛隊が暴力機関であれば警察も、海保も暴力機関ということになってしまい、国家の安全が成り立たない。
いずれも自分たちの生命を掛けて国の安全を守る人たちで、仙谷由人の見せたくなかった中国漁船の海保艦船への体当たりビデオを見ても、命がけであることがわかる。

まして、自衛隊はPKOで外国まで出向き、その混沌たる災害地や紛争地の治安を預かる仕事まで引き受けている存在だ。
その自衛隊に対し「暴力機関」という発言は「暴力発言」以外のなにものでもない。

むしろ、いろんな議論があるかもわかならいが、多くの人達が長い時間と労力を費やして確保した予算を、たった数分のディスカッションでカットした「仕分け作業」をする民主党の方がよっぽど「暴力機関」だと思うのだが、いかがか。

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最近はあまり見ることもなくなってしまったが、子供の頃は吉本新喜劇をテレビで見るのが好きだった。
土曜日の放課後。
日曜日。
毎日放送と朝日放送でそれぞれ放送される吉本新喜劇はユニークなキャラクターで盛りだくさん。

カバなキャラクター原哲男。
首を振り続けて淀川吾郎。
ビンタがはじける山田スミ子。
「ゴメンくさい」の浜裕二。
なぜか面白いおとぼけ花紀京。
クウェクウェと二枚目か3枚目かわからない船場太郎。
で、真打ちは奥目のハッチャン岡八郎。
などなど

常軌を逸したユニークなキャラクターがブラウン管の中でドタバタ喜劇を演じていた。

時代映って液晶テレビの時代。
新喜劇は吉本から民主党へ。

テレビのスイッチを入れれば連日のドタバタ。
そのバカさ加減とキャラクターの豊富さは吉本新喜劇を超越している。
ただ違うのは、「笑えない」ということ。

韓国で反日デモに参加する国家公安委員長、岡崎トミ子。
行き当たりばったり思いつき外務大臣、前原誠司。
党内実力者に面談拒否されるマヌケ幹事長、岡田克也。
ファイルを持って外交挨拶の総理大臣、菅直人。
元全共闘の反日官房長官、仙谷義人。
そして、答えは2つの法務大臣、柳田聡。

民主新喜劇。
思わずテレビを消したくなるのも吉本新喜劇と違うところだ。


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Space , A final frontier

ということで、日本が誇る小惑星探査機はやぶさが持ち帰ったカプセルの中には小惑星イトカワのケシ粒よりも張るかに小さい、断片サンプルが数多く入っていたことが発表された。
残念なのは、あまりに小さすぎて肉眼では見えないということ。

ものすごいクリーン度を保ったクリーンルームで分析されたのだろうが、どうしてそれがイトカワの断片であることがわかったのか。
私はそれを物すごく知りたい。

はやぶさは地球に戻ってくる時にオーストラリア大陸に激突しており、その時にカプセルに土が入ることはなかったのか、誰も疑わないところを見ると、きっとカプセルのフタは強固に閉じられていたに違いない。
それでも七年前に地球を出発するときに、すでに入っていたという疑いがないのも不思議だ。
出発した時に空っぽであったことをどうやって証明しているのだろう。

また、出発時も帰還時も共に地球の異物が入らなかったらといって、入っていたものが必ずしもイトカワの物とは限るまい。

飛行の途中に偶然何かを拾ったのかもわからないし、もしかすると行方不明になっていた半年間ほどの間に異星人捕獲され、中身を調べられた時に混入したものかも分からない、という想像もできる。

ということで、謎は深まるばかりだが、日本の科学技術の力量に、またまた感激した報道なのであった。


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アウンサン・スーチー女史が「「私を自宅に軟禁した人に敵意は抱いていない。警備担当者はとても良くしてくれた。彼らには(ほかの)国民にも同じように接してほしいと思う」とアナウンスした。
これはこれまでの姿勢を転換して軍事政権とも手を取り合って国を変えていこうという姿勢にとりたい、と私は思った。
これこそこの人の父が目指した国家建設の基本思想で、じつのこところ、軍政を敵対するこれまでの姿勢は父のやり方と相反するものもあったはずだ。

実際、ミャンマーではスーチー女史の支持は少なくないだろうが、マジョリティを占めるものでもないように感じたことがある。
公の場では政府批判の発言ができない人たちも、影では暗に政府の日頃の悪政を非難し、それをテーマにした歌も出回っていた。
「これ聞いているのをバレたら、大変なことになるんですけどね」
とその若い二十代の彼はウォークマンを聴きながら、聴いている歌の歌詞を教えてくれた。

アウンサン将軍は大戦中から終戦後暗殺されるまでの僅か短い間に主張していたのは、民族の壁を越えた祖国の安寧と繁栄で、そのために全ミャンマー国民は協力しなければならない、ということを主張していた。
この「民族の壁を越えて」という方針が、独立阻止、または独立されても権益を保護したい英国に都合の悪い政策であったことは間違いない。
と言うのも、英国はミャンマー国王を追放してからの植民地政策の第一は「民族対立による英国に対する民衆蜂起の抑制」にあったからだ。

当初スーチー女史は英国籍で、英国で教育を受けたということもあり英国人の考え方で父の国で活動してしまった。
元駐ミャンマー日本大使の山口洋一氏によると、かつてスーチー女史はクリントン政権におけるオルブライト国務長官と日ごと国際電話でアドバイスを受けていたという。
ミャンマー人が最も嫌うのは、かつての侵略者英国とそれに加担している米国である。
オルブライトからのアドバイスを受けとるというのは、国民感情的にもいかがなもかと思ったのだった。

今回釈放されたスーチー女史が軍事政権とも協力していくという意味合いのことを語ったことは重要で、この国の将来に少なからず光明が差してきたと言えるだろう。

よく、マスコミ報道で誤解されやすい部分にミャンマー政府は中国共産党よりも悪どく、北朝鮮国家のような国という印象を与えるが、実態はまったく違う。
だいたい、問題はあるものの、ミャンマーは総選挙を実施する国であるということ。
事実1990年に実施した総選挙は真面目に行なわれた。
そのためにスーチー女史の支持政党が圧勝するという、軍事政権にとっては想定外の事態に発展し、現在に至っている。
そして少数民族との紛争地域を除いて、許可の必要な場合もあるが、ほとんどの地域への入域が可能だ。

なお、ミャンマーは大の親日国であることも忘れてはいけない。
そしてまた、ミャンマーは経済制裁のために中国とのつきあいを多くしているが、大の中国嫌いの国であることも覚えておく必要がある。
さらにまた、ミャンマーは大の資源大国であることも重要な要素である。

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飛行機を利用するとき、何が一番重要かというと私にとっては、利用する便はどの機種なのかが最も重要になる。
なぜなら機種によって安心感が異なるからだ。

最も安心して利用できるのはB777。
トリプルセブンと呼ばれるこの飛行機は就航以来、死者を出した人身事故を起こしたことがない。「新型機種は安全だ」神話を生み出した飛行機でもある。
魅力はなんといってもその安定感。
B747と同等の広く落ち着いた客席空間。
着陸時の衝撃の少なさ、などなどで安心感がある。

例えば昨年、ベトナム旅行に出かけたとき関西空港からホーチミンまでと利用したベトナム航空の旅客機はA330というエアバスの飛行機。
これは大いに不安なのであった。
というのもエールフランスのA330が、私の旅行の一ヶ月前に大西洋上で行方不明となる原因不明の事故を起こしていたので、かなりビビっていたのだった。
正直、
「ベトナムだからエアバスの飛行機もしゃーないか」
と諦め加減だった。
なんといってもエアバスの本社のあるフランスはベトナムにとってかつての宗主国。ロシアのスホーイとかでないことを神様仏様に感謝しなければならないと思ったくらいだ。国交が回復してさして時間が経過していないアメリカのボーイング社の飛行機は使っていないのではないか、と思っていたのだ。

ところがホーチミンからダナンに移動するベトナムの国内線はB777。
「お、ベトナム航空でもかつての敵国アメリカのボーイングを使っているのかい」
と大いに安心したのであった。

一般的にボーイングの飛行機には安心感がある。
というのも操縦ミスで着陸に失敗したという話をあまり聞かないからだ。
そこへいくとエアバスの飛行機はたびたび操縦を原因とする事故を発生させる。
名古屋での中華航空機の着陸失敗事故はコンピュータとパイロットの操縦が相反して制御不能に陥り墜落。
そんなことを耳にしていると、
「エアバスって、いかがなの」
という気持ちにもなろうってもの。

そのエアバスの最新鋭機A380を15機もスカイマークエアラインが購入するのだという。
初めてそのニュースに接した時、
「神戸空港でA380が離発着できるんかい」
と思ったのだが、購入した飛行機は成田と海外を結ぶ便に使うそうだ。
たぶん格安航空会社の面目躍如といった使い方をするのかも知れないが。

パイロットと社長がケンカして欠航する航空会社「スカイマーク」と、昨今のトラブルとエアバスというブランド名が大丈夫か、と疑ってしまう「A380」の組合せは、利用するのに結構勇気が必要になるのかもわからない。

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海上保安庁の巡視艇に中国漁船が追突。
政府民主党が何故か公開を渋っていた海保のビデオ画像が海保隊員によって非許可にネット上にアップされ波紋を呼んでいる事件。
石原東京都知事、安倍元総理などが「海保隊員は無罪。問題があるのは民主党仙谷」と主張していることに私も賛成だ。

海保隊員が主張するように、このような形でも公開しなければ公の目に触れることは無かったのに違いない。
菅直人や仙谷や率いる民主党は何を意図してか自国が不利になるように仕向けているとしか思えない節がある。
それを国民はずーっと感じ取っていたのだが、今回の事件でそれが顕になってしまったというわけだ。

だからといって、この映像を流したのは法的には違法。
処分されても仕方が無いのだが、「国益」ということを考えると、海保隊員の行った行動は正義であり、映像を隠匿しようとした民主党は悪ということができる。

「悪法も法なり」
しかし........。

という理論がここで登場するわけで、今回のこの自体をどのように処理するのか。
政府や警察の対応が注目される。

私は、こういう海上保安庁の隊員が要ることに、なぜか安心を覚えるのだが、他の人はどうなのだろうか。


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安倍晋三、麻生太郎、福田康夫、鳩山由紀夫と、ここまではお坊ちゃま。
菅直人はお坊ちゃまではないけれど、この世代にはよくある「学生運動家」出身の「市民運動家」という世間知らず。
さて、この人達の共通点は?

答え、世間に揉まれていないこと。

このような人たちをリーダーに据えてきた自民党であれ、民主党であれ国民にとってはかなりの迷惑だ。
安倍晋三には戦後の妖怪岸信介の孫ということで期待したのだったが、やっぱりお坊ちゃま。
ビョーキが原因でリタイヤした。
他の首相は説明の必要がないくらい軽薄だった。

このような人たちは危機に陥った時の対応が難しい。
マニュアルに沿った事例には対応できるが、あたらに発生した事件には対応できない。
しかも何か発生すると「なんで俺が首相の時に揉め事が起きるんだ」(菅直人談)と逆ギレする始末。

「私は寝てないんだよ」

と、食中毒トラブル起こして他人事だった、あの雪印食品の社長を彷彿とさせる。

機転が利かないのもこの人達の特徴で、ましてや喧嘩となると、子供の頃からやったこともない人たちでもある。

中国とロシアが領土問題で日本を小馬鹿にしだした。
この原因は明らかに政府の対応。
弱腰ではなく、喧嘩の仕方を知らない政治家や役人の責任だ。

相手の中国やロシアの政治家は百戦錬磨。
中国なんかは政争に敗れると「死」が待っているだけでに、その力量は日本のお坊ちゃま政治家とは雲泥の差がある。

面白いのが大阪府知事の橋下徹で中国からの万博招待を一方的に断られたら、
「中国との友好はマイナス20000点だ」
と怒りを顕にし一刀両断。
すると不思議なことに、
「あれは手違いでした」
と中国側が謝ってきたのだ。

大阪府知事の橋下徹は色々意見もあるものながら、お坊ちゃまでないところが今時の政治家をは一線を画す。
今時珍しい7人の子沢山で、喧嘩の仕方も知っていた。
乏しいながらも学生時代に起業して失敗してもくじけないハングリーさも新人類には珍しい人材だ。
中国に頭を下げさせた近頃の政治家はこの人だけかもわからない。

このように、
「平和、友好、友愛」
などを叫んでいるだけのおぼっちゃま政治家はしたたかな外国人からは「カモ」以外の何者でもない。
つまり「お坊ちゃまには政治はできない」というわけだ。

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