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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



報道によると大阪の小中学校にインフルエンザの流行が原因と思われる学級閉鎖や学校閉鎖が集中しているという。

私の会社でも先週、希望者に対するインフルエンザワクチンの集団接種があった。

私は子供の頃からインフルエンザにかかりやすく、一旦熱が出ると学校を一週間くらい休むことになった。
とりわけ小学校の時代が一番酷く、冬になると一度は必ず熱を出して寝込んだものだ。

「あんた、インフルエンザの予防接種したやろ」

とかかりつけのお医者さんは言った。

「あんたのように扁桃腺が細かったりするとインフルエンザのワクチンは打たん方がええこともあるやで。ワクチンを打ったら一時的に抵抗力が落ちるから、その好きを狙われるようにインフルエンザに罹患するんや」

子供ながらに先生のその言葉にビックリした。
親はもっとビックリしていた。

翌年から予防接種を受けなくなったらインフルエンザにかからなくなってしまった。
元々の健康な体質がインフルエンザから自分を守ってくれたようで、以来、30代まで熱を出して一週間も寝込むことはなくなってしまった。

で、今のインフルエンザ流行の報道。
ちょっと行きすぎのような気がするのだが、どうだろう?

今夕のNHKの9時のニュースではインフルエンザを冒頭で特集。
学校でマスクが配られたり、厚労省が電話での医師の診断を認める発言をしたことなどが伝えられていた。
かの、タミフルの処方、もOKだという。

もしかしたら「インフルエンザ流行」は景気対策の一環か。
罹患の恐怖を煽る背後にどうもビジネスの匂いがぷんぷんするのだが、私の気のせいだろうか。

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アメリカ合衆国という国は結構な国家で、赤字になっても平気のへっちゃら。
戦争なんてなんのその。
いったいどこからそんなにお金が出てくるのかと思っていたら、機軸通貨の持ち主は「財政」に関しては真面目に心配する必要がなかったのだ。

つまりUSドルは世界の共通通貨であったわけで、それを所有していたアメリカ合衆国は赤字になれば、その分ドル紙幣を刷るだけで良かった。
今の日本円は国際的に最も強い通貨になっているが機軸通貨でないところが、辛いところだ。
基軸通貨なら石油や鉄鉱石を今のうちにと買いあされば良いのだが。

と以上は余談。

このUSドルの宣言をしたオッサンが現れた。
フランス国首相のサルコジ大統領だ。
「USドルが基軸通貨であった時代は終わった」
と、昨日演説したそうだ。

ドルよりもとっくの昔に終わってしまっている国の大統領にしては、あまりに他人事だが、ともかくサルコジ大統領曰く「ドルの時代は終わった」のだという。
ついでに最近の為替相場を見てみると、ユーロも終わっているように思うのだがいかがか。

ともかく、サルコジ大統領にわざわざ言われなくとも、ここ数年アメリカ合衆国の勢いが著しく低下していることは、自覚するものがある。
その最大のものが「映画」だ。

今やハリウッドの映画は思いっきりスケールダウンして魅力が半減以下に落ち込んでいる。
シネコンで上映されている映画の半分以上が、信じられないことに邦画なのだ。
このようなことはかつてなく、上映本数だけではなく、アメリカ映画よりも邦画のほうが(←洒落ではない)アイデアに溢れているような事態になるとは予想することはできなかった。

尤も、映画が一時的に落ち込んだとしても、そこはハリウッドを要するアメリカ映画のこと。
そのうち大きな巻き返しをしてくるのだろうが、それもまたサブプライムバブルと同じように時間がかかりそうだ。



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大阪の阪南市で「市が信じられないから」と8人の医師が辞表を提出。
市立病院が存続の危機に立たされている。

なんでも阪南市では財政緊縮を掲げた島根市長が選挙で現職を破って昨日就任したために、「ただでさえ忙しいのに賃金削られたら、こりゃかなわん」という市立病院の医師達が辞表を提出したのだという。
この医師達はテレビのニュースによると1300万円から2000万円程度の年収を得ているらしい。
この金額、一般サラリーマンの私からすると羨ましい金額だ。
これをどの程度削られるから辞表を出したのか、定かでないところが報道の中途半端なところだ。

ところで、医者の適性年収はいくらだろう?

私の従兄弟の1人は某県立病院で外科医を営んでおり、親類間の情報によると年収2000万はくだらないらしい。
あの従兄弟のお兄ちゃんに2000万円、というのはいかにも下らないし、見てもらう方も見てもらう方だと、勝手なことを言っているのだが、二流国立大の医学部を出たお兄ちゃんでさえ、人の羨む年収なのだから、東大、京大、阪大あたりを卒業した医師というのはどれほど収入があるのか、想像できない。

市バスの運転手に年収1000万以上支払っているアホな公共交通があるということも聞いたことがある大阪府の一自治体のこと。
こんな事件が発生しても、不思議はないと思ったのであった。

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NHK朝ドラ 視聴率だんだん低迷 関心薄れ脚本力も低下?(産経新聞) - goo ニュース


NHKの朝の連続テレビ小説が視聴率低迷を理由に終焉を迎えようとしている。

これって、少し鈍感すぎやしないか?
それとも、権威主義にこだわりすぎたのか?

朝の「連続テレビ小説」に匹敵する人気を誇っていた(と、私は思っている)銀河ドラマや金曜ドラマなど、テレビ史に残るような数々の名作を生み出したNHKの夜のドラマシリーズはとっくの昔に終焉を迎えていることは、誰も知っている。
大河ドラマも一時は衰退をしてしまい、とりわけ「山河燃ゆ」から数年続いた現代劇は大河ドラマにかなりの傷跡を残した。

しかし渡辺謙が主演した「独眼竜政宗」以来、好評を続けており、とりわけ今年放送の「篤姫」は嘘八百の歴史検証にも関わらず大人気だ。

一方朝ドラの方は衰退し、内容もイマイチのものが多いと聞く。
この秋からは満を持してヒット作「二人っ子」の三倉茉奈・三倉佳奈の双子女優を起用。
しかし思うように視聴率は伸びていない。
正直、この双子は関西圏では出過ぎのため、ちょっとばかし食傷気味な部分もあるのだろう。

そもそも朝ドラの衰退はドラマの中身にあるのではないことは間違いない。

「おはなはん」が始まった頃、世の成人女性の多くは専業主婦かそれに類する人びとなのであった。
そこで子供や旦那が出かけた直後の朝8:15はテレビで一時を過ごすことのできる時間帯だった。
だからNHKの連続テレビ小説は絶好の娯楽番組で、まさに消費者のニーズにぴったりと合致していたと言える。

ところが40年以上も経過すればライフスタイルが変わのも当たり前で、ドラマの視聴対象の女性達は今やワーキングウーマン。
8:15なんて時間帯には間違いなくオフィスで一日の準備をしているか、会社へ向う電車に揺られているということになる。
だから、朝の連続テレビ小説は見たくても見ることのできない存在になってしまった。
正直言って、この時間帯のドラマが視聴率15%以上取れることは誇りにしてもいいと思う。
20%以上などというのは、おこがましいと言えるだろう。

ということで、朝の連続テレビ小説の衰退の原因はNHKの市場把握の無さにある、というのが真実といったところか。

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「シャチョー、ミルダケ、タダ」

でお馴染のタイはバンコクのパッポン通り「ナイトバザール」。
写真はその準備風景。

珍しいでしょう?

数年前の写真ですが、夕刻便で日本へ帰る前にシーローム通りを歩いているとパッポン通りの準備をしてたので、思わずシャッターを切った写真です。




正直、これだけの準備を毎日毎日繰り返しているタイ人のエネルギーには脱帽してしまうものがあります。

そういえば、現在バンコクで展開されているタクシン支持者とその反対者の対立は数ヶ月に及んでいますが、こういうところがタイ人のエネルギーというところでしょうか。
日本人には真似できませんけど。

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経済ニュースの発表はどういうタイミングで行なわれるのか。

大きなニュースはどうやらいつも休日に発表されるようで、きっと取引中の株価に影響を与えないようにしているのかも知れない。

パナソニックの三洋電機買収のニュースも休日初日に飛び交った。
最初、日経がインターネットで報じて他紙は三時間後ぐらいにやっと報道を始めたので、もしかすると日本経済新聞のスクープだったのかもわかならないが、その辺は新聞社の競争なので私は関係ない。
ただ言えることは、インターネット上では朝の速いうちの報道されたにも関わらず、新聞紙面ではどれもこれも夕刊になってしまったことで、正直、
「紙に印刷しての新聞発行は止めてしまってはいかがか?」
と思うことしきりではある。

ということで、明日の東証のパナソニックと三洋電機の二社に関連する株の値動きが注目される。

なお、注目されるといっても私は両社の株をひとつも持っていないので、まるで現在開催中の「日本シリーズ」を観戦するのと同じ心境ではありますが。
(私はタイガースファンです。)

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