「民主党、自衛隊のインド洋でのミッションを支持」
民主党の方針が突然豹変したのは、
「おれは金なんて興味ないね」
なんて女の前ではキザなことを言っている格好付けのオッサンが、
「この取引に乗ってくれたら100万円個人的にバックします」
と業者に言われて、懐に札束をしまってほくそえむのに大変似ている。
これまで民主党のやってきたことは一体なんのか。
その党的人格を疑いたくなる発言変更だ。
きっと彼らの本当のマニュフェストは、
「他人の言動はすべて否定する」
「会議は混乱させる」
「自分対置以外の人々の利益はどうでもいい」
「でも、党個人の利益になるのなら、なんだって有り。正味、泥棒や詐欺師も正義だ。」
といったところなのかも知れない。
私自身、自衛隊の海外派遣は大賛成。
世界の平和維持に軍隊を平和裏に派遣できるのは、究極すれば日本の自衛隊だけだと考えている。
オーシャーンネービーという言葉が示すように世界の海へ展開できる海軍を持っているのは米国と英国と日本だけ。
でも米国と英国は彼らを嫌っている国が多く、つまりは敵が多い。
しかも紛争地帯に行くほど、これらの国は白い目で見られているので展開の仕方も口ほどではない。
そこへいくと日本は未だに百年前の日露戦争や破れはしたが第二次大戦の活躍がこれらの国の多くでは記憶に残っており、しかも、戦争に負けた後の伝説的な経済発展が効果を発揮し、紛争地域の国へ行くほど人気が高くなる傾向がある。
だからこそ日本が紛争地域へ踏み込んで平和維持活動に務めるべきなのだが、そこは旧日本社会党の伝統を引き継ぐ民主党。
なんでも反対の思想を貫いて、他国に拉致された自国民も無視するのに他国のことなどお構いなしは当たり前。
今回の発言変更をもってしても、結局「売上げ税」に牛歩戦術で抵抗し、「消費税」に賛成し、しかも税率を3%から5%にアップさせる功績も働いた人々が半数を占める政党ではあると感心するのだ。
かといって迫る総選挙にボンボン、スポポン、アホボンの揃う自民党に投票する器にはなれず、いっそのこと「幸福党」にでも投票しようかと、やけっぱちな気分にもなってくる自分が悲しい。
風見鶏・民主党。
党首鳩山のラリッタ雰囲気漂う「目」を見る限り日本の将来は明るくない。
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