人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

チャールトン・ヘストン主演『十戒』を観る~新文芸坐「魅惑のシネマ・クラシックス」

2016年01月06日 07時23分08秒 | 日記

6日(水)。わが家に来てから466日目を迎え、1匹1400万円で落札された大間のマグロに唖然とするモコタロです

 

          

            今年も すしざんまい だって? メディアに露出ざんまいだね!

        

  閑話休題  

 

昨日は、夕食に「鶏肉とアスパラガスの中華炒め」と 生野菜サラダと さやいんげんのお浸し を作りました。「鳥肉と~」は子どもたちにも好評でした なお、アスパラガスが近くのスーパーに売っていなかったため、遠くの店まで買いに行ったので、昨日の万歩計は10,564歩でした

 

          

 

  閑話休題  

 

昨日から、池袋の新文芸坐で「魅惑のシネマ・クラシックスVol.19」が始まりました 期間は1月16日までの12日間です。パラマウント映画社との上映権が1月で切れるため、今回が最後の上映になるかも知れない作品が多く含まれています。できるだけ多くの作品を観ておきたいと思います

ここで私の映画に対する考え方を示しておきたいと思います。私は映画館に行って観るのが『映画を観る』ことであって、同じ作品でも、家でテレビやDVDで観るのは”映画を観る”ことだとは思っていません 古い奴だとお思いでしょうが、昔からそうなのです

 

          

 

                      

 

さて昨日、その第1弾としてセシル・B・デミル監督『十戒』を観ました 1923年に撮った『十戒』をデミル監督自身がカラー&トーキーでリメイクして1956年に公開した221分に及ぶ超大作です

 

          

 

この映画は、旧約聖書の『出エジプト記』を基に、モーゼがイスラエルの民を率いてエジプトから脱出するまでを描いたものです

エジプト王ラメシス1世は、新しく生まれるヘブライの男子をすべて殺す命令を出した。赤ん坊のモーゼは母親の手で小さな箱舟に乗せられナイル川に流された。幸い、エジプト王女のもとに漂い着いた。王女はその赤子をわが子として育てた。成長した王子モーゼ(チャールトン・ヘストン)はラメシス王の実の王子ラメシス(ユル・ブリンナー)と王座を巡り争うことになる モーゼは奴隷であるヘブライ人が重労働を強いられているのを見て、奴隷制度に疑問を持つようになる。ある事件からモーゼはヘブライ人の奴隷の子であることがラメシス王子の耳に入り、モーゼは砂漠に追放される 荒野をさ迷うモーゼは羊飼いのジェスローに助けられ、その長女セフォラと結婚する。そこで平和な生活を送っていたモーゼは、ある日シナイ山で神の声を聞いた モーゼは奴隷の”解放者”に選ばれたのだった。モーゼはエジプトに戻り、ラメシスに奴隷を開放するよう求めるがラメシスは聞く耳をもたない。すると疫病が流行りエジプトのすべての長男は死んでいった。モーゼの長男は無事だったが、ラメシスの長男は死を免れなかった モーゼは数千の奴隷を引き連れてエジプトを出て紅海の畔までたどり着いたが、ラメシスは戦車で追いかけてくる。モーゼが叫ぶと炎が立ちあがり、ラメシスの軍勢を足止めした 再びモーゼが叫ぶと海が2つに割れて陸地が現れた。奴隷たちはそこを歩いて向こう岸を目指した。モーゼはシナイ山の山頂で、神が光と炎で岩に刻んでいく『十戒』を見た。『十戒』の刻まれた石板を持って山を下り、偶像を拝する人々に「私を信じる者はこちらへ」と言う。信じない者はモーゼが投げた石板によって焼き尽くされた。人々はヨルダン河の畔のネボ山の麓にたどり着いた。モーゼは一人、神の前に行くべくネボの山を登って行った

 

          

 

この映画は過去に1度観たことがあります いつどこで観たか覚えていませんが、神の奇跡によって海が2つに割れてヘブライ人たちが陸地になった海の底を歩いていくシーンと、神の光と炎が石版に『十戒』を刻み込むシーンを覚えています この2つのシーンは強烈です。今でこそコンピュータ・グラフィックスは当たり前ですが、当時は驚きの技術でした。この映画がCGの走りと言っても良いでしょう

 

          

          

それにしても、モーゼを演じたチャールトン・ヘストンの頼もしいこと それに、敵対するエジプトの王子ラメシスを演じたユル・ブリンナーのカッコ良いこと 当時のお金で1350万ドルの制作費を費やしたそうですが、こういう作品こそ後世に残る『超大作』と言うのでしょう 現代における多くのCG作品と違って感動があります

 

コメント (2)
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