人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

アルゲリッチからアブデーエワへ~45年の歳月を経て

2011年06月08日 07時04分03秒 | 日記
8日(水).2日前の日経夕刊・文化面に「アルゲリッチ 震災直後から行動。ピアノの女王・日本への愛奏で」と題する記事が載りました.

東日本大震災後、多くの外国人演奏家が来日をキャンセルする中、総監督を務める第13回別府アルゲリッチ音楽祭(5月8~19日)の開催をすぐさま表明した.当日はベルギー・ブリュッセルの自宅にいて、午後のテレビニュースで惨事を知るや、すぐに日本の友人、弟子に電話をかけて情報を収集した.出演予定者のメンバーに「みな一緒に日本へ行き、音楽を通じて少しでも希望を届けよう」と呼びかけ、来日キャンセルを1人にとどめた.「今は無理だけど、少し落ち着いたら”別府アルゲリッチ音楽祭”のチーム名で東北地方の被災地も演奏して回りたい」と早くも次の構想を描く.

アルゲリッチは日本と日本人に対する思い入れが大きいようです.来日時には熱狂的なファンがコンサートに詰めかけ,新譜CDが出ればクラシック音楽では珍しいほどの売れ行きを見せ,と圧倒的な支持があるからでしょう.来日時のチケット争奪戦は激しいものがあります 暇さえあったら別府まで行って音楽祭を聴きたかったです

ショパン生誕200年の記念すべき年=2010年のショパンコンクールに,女性としてアルゲリッチ以来45年ぶりに優勝したのがロシアのユリアンナ・アブデーエワです.アルゲリッチも審査員の一人でした.会社帰りに神保町・三省堂内「チケットぴあ」で彼女のピアノ・リサイタルのチケットを購入しました.今年1月23日の「ショパンコンクール・ガラ・コンサート」で彼女の弾くショパンの「ピアノ・ソナタ第2番」を聴いてすごく印象が良かったので,リサイタルがあれば是非聴きたいと思っていました 11月5日(土)午後2時から,東京オペラシティ・コンサートホール,1階中央左端の席です.本当はセンター通路側が希望だったのですが,なかったので,ピアノを弾く手が見える左サイドの通路側を押さえました.プログラムはリストが中心で,ショパンは「舟歌」(ファンタジック大好きな曲)のみ.他はラベル「ソナチネ」,プロコフィエフ「ピアノ・ソナタ第2番」,ワグナー「タンホイザー序曲」です.アルゲリッチだったら,ワグナーはやらないでしょう アブデーエワはアルゲリッチを超えられるか 楽しみです

 
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