人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

コンサート会場で気をつけたい人~その対処方法

2011年06月14日 06時30分37秒 | 日記
14日(火).昨日ブログに書いたサントリー・ホール(小)での「パシフィカ・カルテット」を聴いている時に経験したことを書きます.

12日(日)午前の部でベートーベンの「弦楽四重奏曲第7番」を聴いていた時のことです.通路を隔てた右ひとつ前の男が,突然後ろを振り向いて,明らかに私の顔を見ながら,口に人差し指を当てて「シーッ」と合図したのです.もちろん当方は手や足で音を出している訳でもなく,声を出してしゃべっていた訳でもなく,まったく身に覚えがないのです チノパンを履いていたその男は,年のころはアラサーといった感じで,ごく普通の顔立ちでした.私の後ろの席の人に向かって注意を促したのかとチラッと後ろを見たのですが,後ろは通路でだれもいません.”明らかにこいつはおかしい”と思ったので無視することにしました.休憩時間になると,チノパンはせっせと退席して会場を出て行ったので声もかけられませんでした.もっとも声をかけようとも思わなかったですが

休憩時間が終わって席に戻り,チノパンの席を見ると,何とまったく別の人,しかも女性が座っているではありませんかつまり,その席は元々チノパンの席ではなく,もぐりで会場に入ってきて図々しく良い席に座っていたのでしょう.呆れた男です

コンサートに行くと時折こうした風変わりな人物に出会うことがあります.かつて東京シティ・フィルの定期公演で,前に座っている人の態度が気に食わないと言って休憩時間に大声で罵倒している”紳士”を見かけました.何とその同じおっさんが東京交響楽団の定期公演で,楽団の責任者相手に大声で文句を言っているのを目撃しました.どこに行っても同じようにクレーマーをやっているようです.お金さえ払えば自分は神様だと思っているヤカラです りっぱなスーツを着て高そうなカバンをもっていたので会社に戻ればそれなりの地位の人なのだと思いますが,こんなやつの下で働きたくないよなと思うようなイヤミなやつでした.こういうヤカラには定期会員の更新をして欲しくありませんね

コンサート会場で,理論が通じないこうしたヤカラを前にした時には,決して口論しない方が良いです.不愉快になってコンサートどころではなくなってしまうからです.深呼吸をして,何のためにコンサートに来たのかをもう一度よく考えて,相手を無視して音楽に集中することです どうしても気が済まない,あるいはラチがあかない場合は,自分で何とかしようとしないで,ホール・アテンダント(会場係の人)に事情を説明して,その人に注意してもらうのがベストです

もう一つの方法は,相手の座席番号を控えておき「要注意人物」として主催者側に伝え「ブラック・リスト」に載せてもらうことです.とくに定期会員であればなおさらです.毎回”定期的に”トラブルを起こされていたのでは何のために会費を払って会員になったのかわかりませんから 

ところで,きょう会社帰りに神保町の「チケットぴあ」でチケットを買ってきました ①7月12日・日経ホールでの「サー・チェン」のピアノ・リサイタル(リスト中心)②9月20日・東京オペラシティ・コンサートホールでの「オーケストラ・アンサンブル金沢」のモーツアルト(ミサ曲ハ短調,第25交響曲)③10月10日・オペラ・パレスでの「スーパー・コーラス・トーキョー特別公演」(モーツアルト「レクィエム」,ブルックナー「テ・デウム」)の3枚です.中でも特に聴きたいのはモーツアルトの「ミサ曲ハ短調K427」です.感動的な名作なのに滅多に生で聴く機会がないので




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