人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ピジョンがない政治家

2011年06月03日 12時53分41秒 | 日記
3日(金)その2.ここ2~3日の政局を見ていると、どうも、あの人の動きが気にかかります・・・そう、言うまでもなく鳩山由紀夫元首相です。大事な局面になると顔を出して一言ものを言って引っかき回し、局面が変わると、それに合わせてまたものを言って引っかき回して、言うことがコロコロ変わる。現職の総理大臣の時にも沖縄の米軍基地を巡ってコロコロ発言を変えていたから、今更驚くことではないのですが 本当にハト迷惑な人です。

自民党のあの不人気な麻生太郎総理だって358日もったのに、鳩山氏はたったの266日ですからねぇ アメリカを相手に日本の信用をどん底に陥れておいて、一時は真摯に反省したのか”政界から引退する”と堂々と宣言したのに・・・・なぜ、あの時辞めなかったのでしょうかねぇ。1日何億円も親から小遣いをもらっているんだから生活には困らないだろうに・・・・辞めていれば”あの時、鳩山さんが辞めたおかげで政治も経済も良くなった”と評価されていたかもしれないのに。本当に残念でなりません

ひとことで言うと「鳩山さんは山は張るけどピジョンがない」のです。

タイトルをもう1度よく見て下さい。分かりますね?ピジョン(pigeon)は日本語で鳩のことです 
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ベルリン・フィル11月に来日公演~カラヤンの思い出

2011年06月03日 07時15分17秒 | 日記
3日(金).2~3日前の日経に「ベルリン・フィル3年ぶりに来日」という記事が載りました.
「ベルリン・フィルは今年11月22~24日に東京公演を行うと発表した.来年6月の定期公演には小澤征爾を招くことも併せて発表した」 サイモン・ラトルが率いて来日するのでしょう.

ベルリン・フィルは1度だけナマで聴いたことがあります.70年代の後半だったか,カラヤンがベルリン・フィルを率いて東京公演を挙行したとき「普門館」まで出かけました.当時カラヤンといえば飛ぶ鳥を落とす勢いで超人気のカリスマ指揮者でした.

その日のプログラムはモーツアルトのクラリネット協奏曲とリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」の2曲.会場は5000人を収容する某宗教団体の大講堂ということもあって,ただ,だだっ広くて音楽が頭の上をスカスカと通り過ぎていく感じでしたあと,会場の2ヶ所だったか太い柱があって,それが視界をさえぎってA席からもオケが見にくかったのを覚えています.

最悪だったのは「ツァラトゥストラはかく語りき」で,あの有名な冒頭部分の終わりにオルガンが奏でられるのですが,何を血迷ったか,カラヤンはテクニクスの電子オルガンを使い拡声機で音を拡大して会場に流したのです.これには閉口しました確かに音は鳴っているのに音楽が鳴っていないのです.

これでカラヤン=ベルリン・フィルには失望して,それ以来ナマを聴きに行ったことはありません.現在ベルリン・フィルは樫本大進がコンサートマスターの一人として活躍し,ビオラでは清水直子が主席を務めています.11月の来日公演を聴きに行くかどうか・・・指揮者とプログラムによると思いますが,余程魅力的な内容でない限り行かないでしょうね

ところで今日はモーツアルトの「ピアノ四重奏曲変ホ長調K493」が完成した日です.1786年6月3日のことです.彼はピアノ四重奏曲を2つ作曲しています.ひとつはト短調のK478で,もう一つがこの変ホ長調のK493です.K478が劇的で情熱的な表現なのに対して,K493は陽気で明るい表現なのが対照的です.

いま聴いているのはプレスラー(ピアノ)とボザール・トリオのコンビによる83年の録音です.明るくのびのびとモーツアルトを表現しています.







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