人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

アベ・べルム・コルプス~モーツアルトの天国の歌

2011年06月17日 06時36分06秒 | 日記
17日(金).15日に株主総会が”無事”に終了し,昨日から役員登記の準備などで慌しく過ごしています.本当は昨夕,東銀座の東劇でMETオペラ・ライブビューイングワグナー「神々の黄昏」を見たかったのですが,上映時間が5時間以上かかることから開始時刻が午後5時20分となっていたため,仕事の都合で諦めました 今夕は株主総会の打ち上げで遅くなり,明日の土曜日は午前中,マンション管理組合の定期総会,午後は新日本フィルの定期公演(ブルックナー「第8交響曲」),日曜日はメトロポリタン・オペラ=ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」を観に行きます 毎週のように週末はコンサートを中心に予定が入っていて体を休める暇がありません 本当は良くないこととは分かっているのですが,ほとんど半年前から予定を組んでしまっているので今更どうにもなりません.ほとんど病気です

ところで,きょうはモーツアルトの「アベ・ベルム・コルプスK618」が完成した日.今からちょうど220年前の1791年6月17日のことです.この半年後の12月5日に彼は永眠します.

「アベ・ベルム・コルプス」とはカトリックで用いられる聖体賛美歌のことです.モーツアルトは妻コンスタンツェの療養を世話した合唱指揮者アントン・シュトルのためにこの曲を作曲しました.混声四部合唱と弦楽,オルガンで演奏されるアダージョ曲です.たった3分程度の小曲ですが,天国のように穏やかな曲です.

アベと言えば地下のテナントさんの受付にアベマリアと一文字違いの美人がいらっしゃいます.ということで(どういうことだ!?)いま聴いているCDはレナード・バーンスタイン指揮バイエルン放送管弦楽団による1991年の録音です.まさに曲の完成から200年後の演奏です



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする