国宝天守を背景に提灯が揺れた
本町通りは普段でも多くの観光客で溢れ返る
人波をかき分けて車山が進む
各車山は
万燈の提灯を纏い
春爛漫の御城下を運行する様は
まるで錦絵の世界
手子さんは自慢する・・ 高さ8メートルを超え重量は約4トン、三層構造の格調高い車山なのよ~
「犬山里語記」はこう記す 夕暮れより、其車山
ねりもの等に提灯を燈し
其の数餘多にして
誠に善美をつくしたる祭事也
喧騒を離れた旧市街地の辻
夜の車切に魅了される
やがて夜車山も終盤
山蔵に向けて
最後の車切
夜車山の終焉を惜しみお囃子は高鳴る
試楽祭の行事が終了した
2024年4月 愛知県犬山市