早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

ビールの注ぎ方、飲み方

2016年03月10日 05時05分03秒 | 読書







 ビールというのはね

料理屋でもそうだけど、

本当の料理屋でない限り

まだ残っているうちに注ぎ足してしまう。

これは愚の骨頂で、

一番ビールをまずくする飲み方なんだよ。


みんなと乾杯して飲んだら、

新しいビールを客のそばに置いて

「ビールはご自分でおつぎになったほうが

うまいと思いますので

ここへおかせていただきます・・・」


まあ、ばかにされた、

沽券にかかわると思う客も

いるかもわからないけど。


ちゃんとした一流の店で出すビールのコップは

小さくて細いでしょう、だいたい。

小さいコップでシューッとなっている、

あれはビールの本当の飲み方を

考えているから小さいわけですよ。

別にお体裁ぶって小さいわけじゃないんだよ。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 確かに割烹に行くと

ビールのコップは小さい

僕には小さすぎて

「ジョッキないですか...!」

と言いたくなるくらい、

ゲスなほどのビール好き


毎日、365日

ビールは切らしたことがない

それに最近は発泡酒といううまくて

アルコール度数の少ないビールがあるから

ググッとのむ喉越しがたまらない


でも宴会の席、

ビールが飲みたい時には

そばにビールはないし、

だれも注ぎにこない


仕方ないから

ビールを取りに下へさがり

新しいビールをとって

幹事にお礼の気持ちを込めて

「お世話になります。いっぱいどうぞ!」

と注いでから

自分の席に戻って自分のペースでのむ


そのうち宴たけなわのころ

自分のペースで飲んでいるのに

若い人たちが注ぎにやってくる

それも新しいビールを持ってこずに

目の前にあるビールを注ぐから

ついつい


「君、新しいビールを持ってきてもらえないかい...!」

といってしまう


     早起き鳥




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