僕は57になったけれど、
日曜ごとに鍼に行っています。
まあ、からだの悪いところは
痛風だけだけどね。
悪いところがなくても
鍼を打ったりしていますよ。
そういうふうにいろいろ
自分なりの健康法を心がけているのは
一つには、
母より先には死ねないと思うからね。
思い残すことはないが、
それがあるから
健康にも気を遣っている。
だけど、そういうところの
男の考え方というのは、
女にはわからないね、言っても。
「男の作法」
池波 正太郎 著
この本を執筆されていた頃の
池波先生は57歳か...!
60前ということは一番円熟の時、
大病を何度も乗り越えて一病息災
生きる定めを背負って生きているって感じ
寿命の短い人などは
すでに死んでしまっているだろう
60を越すということは
それなりの意味があるように思う
僕だって元気に60を越せたわけではない
何度も体調を壊したことがあるし
ちょうど60の時に胃ガンの宣告を受け
死を身近かに感じてしまった
そして今、元気に今日も
目が覚め、こうしして早起き鳥
さて、先生がおっしゃるように
母親よりも先に死ぬ親不孝だけは
避けねばならない
というのは全くもって同感
やはり男だからだろうか
どんな立派な人生を歩もうと、
どんなに出世して大金持ちになろうと
親より先に逝くのだけは
死ぬよりつらいことである
自分の名前は親孝行の「孝」
その名に恥じないように生きたいものだ
早起き鳥
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