早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

人生、若いうちは危ない...!

2016年03月26日 04時54分48秒 | 読書







 僕の年齢になると、

職業はきまっているし、

迷って他の仕事を

やろうというわけではないから

年をとるに従って

天中殺の危険性が薄らいでいく。


だけど、若いうちは危ない。

面白くないから飛び出しちゃって、

新しいところに行く、

それが結局実を結ばない

ということが少なくない。

結婚でも転職でもね。


それが、今は天中殺なんだ、

慎重にやらなきゃいけないんだと

考えることで

避けられるかもしれないでしょう。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 僕のように公務員として

勤め上げた人間にとって

転職とか退職とか、そういう

選択肢がないわけではなかったが

僕の頭の中には

微塵も芽を吹くことはなかった


大病をした時

2度も懲戒処分をくらった時

かなりヤバイ時はあったけど

辞めさせられはしなかったから

ずっと仕事に専念、頑張った


タンカーナホトカ号の座礁で

福井の沿岸が重油で

真っ黒になった大惨事

何もかも忘れて身を投じた


思い返せば

平成7年は阪神淡路大震災で実家が被災

平成8年が懲戒処分

平成9年がナホトカ重油事故

僕にとっては3連荘

人生最大の天中殺だった

でも思い返せはその天中殺を

生き抜いたことで今がある


振り返る人生とは面白くて

なんと味のあるものか...!

この年になれば

波乱万丈は期待できないが


おっとどっこい、今まさに

その波乱の真っ只中を生きているのかも

いやいやありがたい、

今朝も目覚めることができ

感謝の気持ちでいっぱい...!


     早起き鳥




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天中殺...!

2016年03月25日 05時15分01秒 | 読書







 それぞれの人が持って生まれた

天命とか運勢というものについて、

どうお考えですか。

たとえば

「天中殺」というものについて・・・


天中殺というのは、

たとえば同じ年の同じ日に生まれた人は

全部同じ天中殺なんだから

何年何月のそういう人がみんな一斉に

天中殺でひどい目に遭うとかいうと

そうじゃないわけですよ。

実際には。


メモに「天中殺」と書いて、

毎日見えるところに貼っておくんだ

2年間は。


あるいは毎日開け閉めする

引き出しに入れておく。

財布に入れておくところに。


外出するとき財布を出そうとすれば、

必ず目に入って、

(あ、天中殺なんだ、

今日一日、気をつけよう・・・!)


天中殺にしろ、運勢にしろ、

あまりこだわってはいけないが、

そんなの迷信だとかたづけるよりも

積極的に利用していったほうが

いいということですよ。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 「天中殺...!」

とは懐かしい言葉

最近はあまり耳にしないが

絶不調、最悪...!

そんな感じかな


さて、初詣でひくおみくじ

いつも「中吉」とか「吉」

他のはあまり引いたことがない


でも今年の正月

一緒にいった友達が引いてしまった

「凶」

その友達の暗い顔が印象的だった



「その凶、僕にくれますか?」

天の助けとばかり

友達は僕に差し出した

綺麗に折って僕の財布にしまった

「凶」

凶に書かれている内容を見るとまあ

よくもまあこれだけ書けるな

と思うほど凶なことばかり


大事に財布にしまって家に帰って感じたこと

「本当に大丈夫だろうか...?」

少し不安だったけど、

そろそろ3ヶ月が経ってお彼岸を過ぎた

本当にいろいろあった


これからも長い今年一年

いろいろあるんだろうな...!

でもこのおみくじ「凶」が

守ってくれそうな気がする


友達からメールが来て

その「凶」に書いてある文章を

写メールしてくれと・・・

よくないことが起こっているのだろうか?


おみくじも扱い方次第で

良い運勢を引き寄せることが

できるような気がしている


     早起き鳥




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生きているのが苦しくて...!

2016年03月24日 05時06分46秒 | 読書







 「死ぬところに

向かって生きている・・・」

ということだけが、

はっきりわかっている。

あとはわからないんだよ。

なにがどうなのか。


ノストラダムスの

人類滅亡などと言っても、

それはそのところに

来て見なきゃわからないんだよ。

わかっていることは、

自分が死ぬことだけ。


そこまでの何十年間というのを

生きるわけだ。

そしたらどういうふうに

生きたらいいかということを

当然考えることになるわね。


「そんなことを言って、

あんた、たまんないでしょう・・・

生きているのが苦しくて」

というわけだ。

そういう人もいるんだよ。

考えるというよりも

ただ漠然と思っているだけで

生き方が違ってくるということだよ。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 自分も還暦を

過ぎてから思うことは

「人の生き死にについて・・・」

若い時はそんなこと考えもしなかった

自分が大病をして、

身近な人の死に直面して

おのずと感じ入る


あと何年生きることができるだろうか

明日の朝、

目がさめることがなかったとしても

悔いのないように

今日を懸命に生きよう

そんな気持ちが湧き上がる


でも昔の人は

戦争があり流行り病があり

侍の時代には

いつ生首を飛ばされるか

わからない時代

そんな時代、人々がもつ死生観は

今とまるで違うことだろう

自分が死ぬということを

若いうちから考えていたに違いない


死ぬことを

真剣に考えたらたまらないけど

でも思いつめぬとも、

誰でも経験することだし


しっかり生き抜いたら、

しっかりと好い死が

待っていてくれると信じている


今日も素晴らしい一日でありますように...!


     早起き鳥




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男を磨く、磨きどき...!

2016年03月23日 04時37分47秒 | 読書







 男をみがくにも

みがきどきというものがある。

たとえば巨人から阪神に

トレードされたときの

小林投手がまさに

彼にとっての男のみがきどきだった。


というのは、

自分が大変な負担を

背負いこんだときだから。


逆に言えば、

そういう苦境に立ち至ったときは、

みがかざるを得ないんだよ。

男をみがくか、下におっこっちゃうか、

どっちかなんだよ。


もっと難しいのは、

なんでもないときに

それをやるということだね。


なんとなく会社へ行って、

月給もらって、ボーナスもらって

安穏と暮らしているときにこそ、

自分は何をやらなきゃ

ならないかということを

まず、考えなきゃならない。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 阪神タイガーズの小林投手といえば

江川問題に巻き込まれた

悲劇のヒーロー投手

そんな記憶がある


阪神の同僚投手には

江本投手がいただろうか

そんな小林投手にとって

男のみがきどき

見事に阪神で開花したように

僕の記憶に残っている


それにひきかえジャイアンツの江川

どっから見ても好きになれない

チームといい選手といい

なんでもありの、そこまでするか...!

と言いたくなる

金と権力で強い選手を

喰い漁る悪徳チーム


そのジャイアンツも

今は野球賭博で地に落ち

今、ジャイアンツこそみがきどき

タイガーズのファームとさえ

言われてきた広島カープ

いまオープン戦で大活躍

共に、ジャイアンツを叩き潰せ...!

と言いたい気持ちでいっぱい


ジャイアンツの苦境

どんなみがき方をするのか、

それとも奈落に落っこちるのか

とくと見させてもらう...!


     早起き鳥




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男を磨く磨き砂...?

2016年03月22日 04時53分41秒 | 読書







 人間の一生は半分は

運命的に決まっているかもしれない。

だけど、残りの半分は

やっぱりその人自身の問題です。

みがくべきときに、

男をみがくか、みがかないか・・・


結局はそれが

一番肝心ということですよ。

それならば、

男は何で自分をみがくか。

基本がさっきもいった通り、

「人間は死ぬ・・・」


という、この簡明な事実を

できるだけ若いころから意識することにある。

もう、そのことに尽きるといってもいい。

何かにつけてそのことを、

ふっと思うだけで違ってくるんだよ。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     






 自分の人生が

限りあるもの、尊いもの

その天命と生き様は

神のみぞ知る


自分ではわかる道理がない

でも明日死んでしまうかもしれない

昨日死んでいった人の

生きたかった今日と言う一日を

自分はどうやって生き抜いていくか


そう考えたら今日この瞬間に

手を合わせて

感謝の気持ちが湧き上がる

そして与えられた今日を

誠実に懸命に生き抜くという覚悟が

肚の中に坐る


「男をみがく」

それは感謝と覚悟の中でしか

みがけないと思う

髪をみがき、肉体をみがく、こととは

根本的にみがき方の次元が違う


それにしても老いてからは仕方ない

淋しい髪、そして弛んでくる肉体

でも今は若者が

我々シニアの風貌存在感を示しているから

悲しくなる


自分みがき、まずは脳みそを

みがくことから始めないと...!


その自分みがきのためのみがき砂

苦労すればするほどみがかれるわけで

みがき砂の多さこそその人の価値


     早起き鳥




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