おままごとをしようよ。
わたしはお母さん。
それなら僕はお父さん。
ちっちゃい妹は、あかちゃんだ。
「お父さん、ご飯をつくりますから、まっててね」
「今日はおやさいの煮たのと、
お魚を焼きました。はいどうぞ」
「いっぱいあるなぁ。うん、おいしい」
「よかったー。じゃあ、
赤ちゃんのごちそうは、すりおろしたリンゴ
はーい、お口をあーんして、おいしい?」
「うん」
「みんな、ばんごはんよー」
あ、ごはんだって。
ほんもののお母さんが、よんでいるよ。
じゃあ、きょうは、お・し・ま・い。
つづきはまたあした。
「にほんよいくに」
葉室 頼昭 著
三人きょうだいのおままごと。
かわいらしい...!
思い返せば、小さいころよくやってたままごと。
男兄弟でままごとをすることはないが、
近所の女の子によくお父さん役をさせられたものだ
「あなたなにしてるの?」
などと、ままごとでさえ、
尻に敷かれていたような...!
今の暮らしの中で、近所の子供達とのままごと
そして缶蹴りやかくれんぼ、
本当に日が暮れるまで泥んこになって遊んだものだ
家にこもってゲームなどしているような子供はいなかった
日が暮れるまで、みんなで遊んでいると
決まって、それぞれ各人の母親が呼びに来て
それぞれ自宅に散っていったものだ
本当に懐かしい
暑くて寝苦しい夜などは
またまた夜、外に出てきて、線香花火などして
本当に一日、朝から晩までよく遊んだものだ
ある時はケンカをして泣きべそをかき
またある時は大笑いをして楽しくあそんだ
たまにやってくる紙芝居やチンドン屋
古き良き時代、豊かではなかったけれど
家族、ご近所と、それはそれは楽しい地域社会
とても幸せな空気が漂っていた
今、まさに、真剣に日々の暮らし
本当の豊かさとは...?
考える時なのかもしれない。
早起き鳥
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