早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

昔懐かしい、おままごと...!

2015年03月28日 05時05分04秒 | 読書







おままごとをしようよ。

わたしはお母さん。

それなら僕はお父さん。

ちっちゃい妹は、あかちゃんだ。


「お父さん、ご飯をつくりますから、まっててね」

「今日はおやさいの煮たのと、

お魚を焼きました。はいどうぞ」

「いっぱいあるなぁ。うん、おいしい」

「よかったー。じゃあ、

赤ちゃんのごちそうは、すりおろしたリンゴ

はーい、お口をあーんして、おいしい?」

「うん」


「みんな、ばんごはんよー」

あ、ごはんだって。

ほんもののお母さんが、よんでいるよ。

じゃあ、きょうは、お・し・ま・い。

つづきはまたあした。


  「にほんよいくに」
          葉室 頼昭 著
     








三人きょうだいのおままごと。

かわいらしい...!


思い返せば、小さいころよくやってたままごと。

男兄弟でままごとをすることはないが、

近所の女の子によくお父さん役をさせられたものだ

「あなたなにしてるの?」

などと、ままごとでさえ、

尻に敷かれていたような...!


今の暮らしの中で、近所の子供達とのままごと

そして缶蹴りやかくれんぼ、

本当に日が暮れるまで泥んこになって遊んだものだ

家にこもってゲームなどしているような子供はいなかった


日が暮れるまで、みんなで遊んでいると

決まって、それぞれ各人の母親が呼びに来て

それぞれ自宅に散っていったものだ

本当に懐かしい


暑くて寝苦しい夜などは

またまた夜、外に出てきて、線香花火などして

本当に一日、朝から晩までよく遊んだものだ


ある時はケンカをして泣きべそをかき

またある時は大笑いをして楽しくあそんだ

たまにやってくる紙芝居やチンドン屋

古き良き時代、豊かではなかったけれど

家族、ご近所と、それはそれは楽しい地域社会

とても幸せな空気が漂っていた

今、まさに、真剣に日々の暮らし

本当の豊かさとは...?

考える時なのかもしれない。


     早起き鳥






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