うさぎとかめのおとぎばなしって知っているかな。
どんなお話しか簡単に教えるね。
あるとき、うさぎとかめが
向こうの丘のうえまで
どっちが早く行けるか競争しようという話になった。
かめはもちろんノロノロとしか歩けない。
うさぎはピョンピョンとはねることができるから、
当然自分のほうが
早く丘の上につくことができると思っていた。
競争をはじめると、
うさぎのほうが早く、かめはなかなかやってこない。
するとうさぎはゆだんして昼寝をしてしまう。
その間にかめは休みもせず歩き続け、
その結果、かめはうさぎよりも先に
丘の上についてしまった。
というお話だよ。
「にほんよいくに」
葉室 頼昭 著
日本人ならだれでも知っているうさぎとかめ
コツコツ努力さえして入れればいつかは夢がなかうこと
どんねに素晴らしい才能があったとしても
油断をしていると勝負には負ける
うさぎとかめとの競争の話ではあるが
勝ち負けの話ではないような気がしている
かめがうさぎに競争で勝つはずはなく
かめは丘の上まで行くという初めての体験だったのかもしれない
だからかめはこんなバカみたいな競争に挑んだのかもしれない
かめは勝敗を度外視していて
丘の上まで行くという目標達成を目指し
うさぎは勝敗のみを目標に自分の能力を過信し敗北した
ならばかめはうさぎのそばを通る時に
うさぎを起こしてやればよかったのに
とそう思ったけれど、
かめの目標は勝負ではなく目的地への到達
うさぎが寝てようが飛んでいようが関係なかったのだろう
早起き鳥
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