早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

季節を肌で感じることできる...?

2015年03月13日 04時27分45秒 | 読書







節分を過ぎるとテレビで

「こよみのうえでは立春ですが、

まだまだ寒い日がつづいております」

とアナウンサーが言っているのをきいたことがあるでしょう。

昔の人はなぜこの日を立春と決めたんだろう?


昔はカレンダーなどなかったから

人々は身体で季節の変わる頃を感じて

立春と決めたんだろうね。

でも今の人はなんでも知識や理屈で考えるから、

カレンダーでないとわからない人が多いと思うよ。


春夏秋冬の季節が変わるのを肌で感じるように

人間の身体はできているんだよ。

そして、その季節に合わせて生活しているから

一年中健康でいられるんだ。

それなのに、一日中冷暖房の効いた家の中ですごすようになり、

外で遊ばなくなってしったね。


そうすると季節の変化に身体がついていかなくて、

たくさん病気をするようになってしまった。

家の中で過ごすのもいいけれど

外に出て友達と大いに遊ぶことも大切なことなんだよ。


  「にほんよいくに」
          葉室 頼昭 著
     








自分自身の子供の頃を考えたら

雨さえ降っていなければ、間違いなく外で遊んでいた

雨の日はてるてる坊主を吊り下げて

翌日の晴れ間を祈った


運動会や遠足の日はそれはそれはうれしくて

はしゃぎ回っていた子供の頃を懐かしく思う。


確かに今は、あまり外にでない

さほど出不精ではないが

休みの日はのんびり本をよんだり

パソコンをいじっている


どこかへ食事にいくとかショッピングとか

定期的に通うスポーツクラブも完全冷暖房

その行き帰りは常に車で移動、

季節を肌で感じることなどまるでない

大人がそんな暮らしをしていて

子供達に外に出て遊びなさいといっても無理な話し


子供達には外で元気に遊びまわる

それが子供達の喜びであるような生活習慣、生活環境を

整えてあげる使命が我々大人にありそうだ


     早起き鳥






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