早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

「病気」は人生の彩り...!

2016年04月30日 04時36分58秒 | 読書







 毎年行っている

大学の同窓会の席上、


「僕は今まで二度、

ガンと闘ってなんとかこうして

生き延びてきました。

多分いつか皆さんの

お役にたつことと思うので、

まあ、興味のある人は聞いてください」



人生なるものが肉体に裏打ちされて

展開されていく限り、

その折節に人間を捉える病気は

あくまで「生」の一部であって、

病いのない人生などあり得ない。


病気は人生を織り成すひだともいえます。

病気にかかるその折節に、

悩んだり、恐れたり焦ったりすることで

人生は彩りの

濃いものとなっていくともいえる。



  「老いてこそ人生」
          石原 慎太郎 著
     







 病気知らずの健康な身体で

一生を過ごしたい

そんなの夢、あり得ないこと

そして重篤な病いもまた生きている限り

別け隔てなくふりかかる


そんな病気に打ち勝つか負けるか

それは気持ちの問題、心の強さが鍵


僕は胃潰瘍で地獄の苦しみを味わい

胃ガン宣告で死を悟った

だから、また胃ガンの宣告を受けても、もう動じない

そして病院での治療に対して

迷いなく「NO」と言える


還暦を過ぎて久しいが

老いとは肉体ボデーと各部品の

磨耗が歴然としており

なにか異常があって当たり前

健康診断を受けて

異常なしのレッテルをもらおうなどと

考えること自体がナンセンス


検査側も見つけた異常は

徹底的に追っかけ回す

腹囲85㎝以上、血圧140以上で

もう病人扱いである


やはり自分が病気に

強くなくてはいけないと思う

そして病気は自分で養生して治す

その覚悟を持ち続け

老いを生き抜きたい


     早起き鳥




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