人間にとって最後の
「未知」である死について
誰もよく知ってはいるが、
しかしそれが未知であるがゆえにも
この自分が死ぬということを
信じている人間など
実は一人もいはしない。
しかし、信じてはいないが
知ってはいる、覚悟もしている。
ということで人生は
成り立っているのであって、
その認識、その覚悟がなければ
人生の中でそれぞれが味わう
「愛」も「恋」もありはしません。
死を前提にして、それらのものが
必ず空ろう、色あせる、いつかは終わる、
がゆえに愛は貴重だし恋もすばらしい。
「老いてこそ人生」
石原 慎太郎 著
母というもっとも身近な
人の死に直面して
死ぬということが避けて通れない
近い将来の現実であることを
改めて思い知る
自分もいつかは死ぬ、
それは10年後が1年後かわからならいけど
からなずやってくる間違いのない現実
今こうして、夜明けとともに
目をさまして活動していることを
神様に手を合わせて
感謝せずにはいられない
そして今日も大切な人のために
この貴重な1日をつかいたい
でもいつ死が訪れるのか
わからないということが一番恐ろしい
突然やってくる死に直面したとして
それは素直に受け入れるしかないし
その覚悟も出来ている
でもその死が明日なのか、
10年先なのかわからないというのが
なんとも切なくもありはかなくもある
ある意味、ガンの宣告を受け、
余命半年と言われることの方が
幸せなのかもしれない。
早起き鳥
人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。