早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

脳幹がもたらす喜怒哀楽...!

2016年04月25日 04時44分35秒 | 読書







 すべての人間は脳の働きによって

コントロールされていますが、

例えば老いを感じて愕然とするのも、

このまま年をとってたまるかと

反発し歯をくいしばって走り出すのも

若者を眺めてうらやましいと思うのも、

すべて脳の作り出す

さまざまな感情の所以です。


よく人間は感情の動物だといわれますが、

喜怒哀楽さまざまな感情の表出は

あくまで脳幹がもたらすものです。


世間では人の心は

体のどこにあるのかとよくいいます。

心とは胸にあると思われているが

すべての感情が脳幹の働きによっている限り実は

人間の心は頭の中にあるのです。


  「老いてこそ人生」
          石原 慎太郎 著
     






 脳幹といってもピンとこない頭の中

昔、脳幹とは運動神経を

司ると思っていたけれど、違うようだ

喜怒哀楽のさまざまな感情は

すべてこの脳幹がもたらす仕業とは

驚きである


悲しいときは胸が痛むし

怖くてドキドキするのも心臓の鼓動が脈打つ

だから感情とは心、ハート、

心臓だと思われているが

よく考えれば感じるのは心臓じゃなく脳


それはなんとなく理解できるし

魂レベルのよく分からない心のことは

すべて脳が処理してくれる

僕は感情を掌握しているのは

右脳ではないかと信じていたが

脳幹がすべてを取り仕切っていたとは驚きである


心の働きを強くするには、

より苦しい心を経験して

それを克服することで強くなれる

それしか強くするすべがない

生半可なトレーニングで鍛えようなどと

そういうレベルのものではない

否応無しに突然起こりうる事態に対して

どう立ち向かうか


強い人であればあるほど

脳幹が発達しているってことになりそうだ


     早起き鳥




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