所長から「これをやれ」と仕事を頼まれると
胸がキュッーとなり、
すごくストレスを感じるのです。
他の人ならそうでもないのですが...！
それだけ、その所長に「力を与えている」
ということです。
自分がその人に大きな力を与えているので
その人から「これをやれ」と言われると
「やらねばならない」になり
その「やらねばならない」
に圧倒されるのです。
あなたに敵がいるとしたら
それは所長ではなく、その「想い」です。
「人間らしくて、いいじゃないですか」津留 晃一 著
自分が所長や課長時代を振り返るとたくさんの部下がいたけれど、
そんなにプレッシャーを与えた所属長だっただろうか
逆に部下から無能だと思われるほど
存在感のない所属長だった気がする
だから部下に何かを命じたり指導したりなど
あまり記憶にはない
部下はいつも所属長のことなどは意識もせず
仕事をこなしていた
新規事業の企画立案など
もちろん最終決裁は所属長が行うが
部下がみんなで検討をして決めたことは
組織のトップに了解を取り、実行に移すのが
所属長たる自分の役目、そのことに徹していた
自分のことを振り返ると本当に
所属長たる自分の方が優秀な部下に対して
胸がキュッーとなっていた気がする
本当に自分に敵がいるとしたら
自分の部下でも組織のトップでもなく
自分の「想い」そのものなのだと実感
その想いを取り除かない限り
仕事はプレッシャーで嫌なものでしかないとつくづく思う
早起き鳥
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