早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

閉じすぎる核家族…!

2013年02月05日 03時15分01秒 | 読書





核家族というのは
閉じすぎているのです。
それがあらわに見られるのは
キャンプに行く時です。

ぼくは友人たちと
毎年中禅寺湖に
キャンプにでかけるのですが、

キャンプ場で一番
「感じが悪い」のは
核家族できている人たちです。

ぴかぴかの
キャンピンググッズで
身を固めて、

でかいテントを張って、
まわりに囲いを立てて、

他人が「自分の敷地」を
とおれないように
「垣根」を築いて

まわりのキャンパーたちの
誰とも口をきかず、

ふだんとまったく同じ生活態度を
こんなところまで
持ち込んでくるのです。

 「疲れすぎて眠れぬ夜のために」
        著 内田 樹


     
     













そんな核家族の延長を
キャンプ場まで
持って来ることはなかろうに

そんな家族の一人一人も
お父さんは会社の同僚とのキャンプ
おかあさんは婦人会で行くハイキング
子どもたちもクラスでいくキャンプ

すべてクローズではなく
オープンだろうに
家族空間というのは面白い

でも、たぶんそうなのかも
ホームレス生活や避難生活
を考えたら

この閉鎖された空間がなければ
心と体を休めることができない
そんな気持ちもわかる気がする

でも楽しいキャンプ
家族で行こうが友達と行こうが
オープンで楽しく過ごしたいものだ

     早起き鳥





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