昔の武士には
「用のないところには行かない」
という行動原則がありました。
人間、どこでどんな災難に
遭うかもしれません。
ボヤっとしているときに
矢玉が飛んできて
傷つくということがあります。
もちろん、そんな場合だって、
悪いのはあたり構わず
矢玉を放つ方に決まっています。
けれども、どんな事情であれ、
傷ついて社会的能力を殺がれる
ということは武士にとっては
取り返しのつかない失態です。
そして「まさか、
こんなリスクがあるとは思わなかった」
という泣き言は通らないのです。
「疲れすぎて眠れぬ夜のために」
著 内田 樹
結婚式、お葬式、式典
そういうところに出席する要人は
サッと来てサッと消える
でも自分の上司は
何時に何処で何をと
事細かにうるさくて仕方がない
そんなバタバタしていると
昔ならあっという間に
矢の的、弾丸の的
それにしても本当に
偉い人というのは
慣れているというか
絵になっているというか
それでいて
風のように現れて
忍者のように
颯爽としている
自分もそういう風格と
品格を身につけ
サッと来てサッと消えたい…!
早起き鳥
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