お雑煮の美味しい臭いを充満させながら、「我が家のお雑煮自慢」を開催
私が館で働かせて以来毎年開催し、今年で三回目となる「我が家のお雑煮自慢」を、今日開催した。
今年は、お一人が急に体調を崩され、5人・5種類のお雑煮を作っていただくこととなった。「歌舞伎の名門の家に伝わるとお聞きしている」とした「ミンチ肉を入れたお餅」から準備したお雑煮や、海老や牡蠣などの具材をたっぶり入れたお雑煮などが早朝から準備された。館内には、お雑煮の美味しい臭いが充満した。
さてこの「お雑煮自慢」だが、我が館の地域はコーポなどが多く、出産数も市内で3位以内に入る程に若い世代もたくさんお住まいだ。それは、全国様々な地域から岡山へ転居されている方々が多いということで、各々のご家庭のお雑煮も異なるだろうから、それらを「食べ比べて」いただこうという企画だ。
ところが、第一回目の「お雑煮自慢」で、一つの誤算が表面化した。「食べて楽しむ」を主眼においていたが、さすが女性の参加者は「どうやって作るのか」に興味津々だった。「お正月、三が日同じお雑煮を食べてもらうのが、気の毒に思えた」と語られ、熱心にメモを取りながら、作り方も学んでいる。もちろん、お雑煮もしっかり食べながらであるが。
今年で三回目だが、そうしたことも加味しながらの開催とした。みなさん、「美味しい」の言葉があふれ感動されていた。開催して良かったと思う時だ。
まだまだ新しいお雑煮はありそうで、引き続きの開催が求められるように思う。
「引き続き開催する」、来年三月末をもって退職の身には、そうしたことは言えない。いささか悔しい。
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