トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

祈り

2006-05-22 12:14:04 | 共依存症
先日近くの神社のお祭りだった
いつものように神様にお賽銭を入れて拝んだ

「どうか。夫の就職が決まりますように・・・」
と祈って愕然とした

はあ?夫の事を祈ってどうするの?
「就職できますように」と祈るのは夫であって私ではないじゃないか・・・

考えればいつも、いつも自分の事意外を祈っていた気がする

「どうか夫が借金をしませんように」
「どうか夫が嘘をつきませんように」

「子供の成績があがりますように」
「子供が苛められませんように」等など・・・

自分にとって相手がどう変わるかで幸せを得ようとしている典型ではないか

夫が借金をしていては幸せになれない
夫が嘘をついたら幸せだと感じない

誰かが自分に与える影響にいつも振り回されている
もし自分の事を祈るならなんて祈るのだろうと考えたら
全く思い浮かばなかった

自分の為に、どうすれば自分が幸せになれるのか分らないのだ
相手が変わって幸せになれるその意識の根源を変えなければ駄目なのだ

神様に祈ってまでも相手を変えコントロールしようとしている自分に気づく
どこまでも根深い共依存症の私

もし自分の事を祈るなら
「子供が苛められたら、それを乗り越える知恵と力を私にお貸しください」
「夫の嘘に振り回されず見極める力をお与えください」

自分の幸せを祈り自分が幸せになってこそ
誰かを幸せに出来る

頭で分っていても行動が全く伴わない
無意識に相手をコントロールしようとしていたのだ

自分の出来る事は自分を幸せにするために努力する事だけだ

誰かを幸せにしたいなら、相手によってもたらされたトラブルを乗り越える知恵と
勇気と力を自分に蓄えておく事だけだ

自分の変えられるものだけを変えていく努力する人にだけ
神様だって力を貸してくれるんじゃないか

他人を変える力など誰にもない
たとえそれが我が子だとしても自分の思い通りに変える権利など親であっても
ないんじゃないだろうか

もし自分に出来ることがあるならそれは
自分が変わってそれを相手に伝える事しか出来ないんじゃないだろうか

今日も私はこの祈りを唱える
ちゃんと心に刻む為に
私の回復の為に


小さなお祈り
神様、私にお与え下さい
自分に変えられない物を受け入れる落ち着きを!
変えられるものは変えてゆく勇気を!
そして二つの物を見分ける賢さを!






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
う~ん (nao)
2006-05-24 04:52:56
ご主人の就職をお願いする事。

それは誰にでもあることなんじゃないでしょうか?

心で応援し、ご主人に任せる・・・。

それでいいと思います。



ただ、次回のお祈りは

ちっこさん自身のこともお願いしてみましょ。

考えないで自然に思い浮かべば

またまた前進ですね。
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naoさんへ (ちっこ)
2006-05-24 15:37:21
そうですよね。これって普通ですね

ただなんかハッと気がついちゃったんですよね



自分の為にお願いした事ないなぁって

自分の為にお願いしたいこともないのかなって・・・

なかったんですよ



江原さんの影響かも。

江原さんが10年先の自分をイメージしてって書いた本を読んで10年先のなりたい自分が思い浮かばなかったんですよ



これもショックでした

いつも誰か中心なんでしょうね



これも練習ですね

ちょっと自己嫌悪に落ちていたので励まされました

ありがとう
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