トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

カウンセリング

2006-09-13 15:44:53 | 
少しずつ、少しずつだけど事態が動き出した

夫の友達からいよいよ引き継ぐ事でいろいろ話し合っているようだ
今日は販売の為の登録をしに出かけた

この後は本社で勉強会を受けて免許を貰うらしい

此処まで来たらもう後戻りは出来ない


久しぶりに母に電話を掛けた
夫が友達のフランチャイズを引き継ぐ事を報告した
母はいつもの様に
「あんた、気をつけなさいよ。騙されるも騙されないも
あんたの見張り次第なんだからね」と次々と悪い話ばかりをする

私だってそんな大船に乗ったつもりはないけれど、心配の方が
何倍も大きいけれどそんなに悪い話ばかり聞かされたら心底落ち込んでくる

まだまだ母の話に振り回される自分がいる
母は「私は子供の頃から誰も頼らずやってきた。だから励ます言葉も愚痴を聞くのも大嫌いだ」という

母に愚痴などこぼそう物なら話の途中でもピシャリと
「まー。頑張って!母さん分からないから」と言われて終わり・・・
それか「こんな悪い事も起こるかもよ。あんな悪い事が起こるかもよ。気をつけなさいよ。のんびりしていちゃ駄目よ」と不安を煽られるかのどちらか・・・

結局、言わなきゃ良かったと自分でいつも落ち込んでしまうのだ
言わなきゃ良かったと分かっているのに何度も懲りずに分かってもらおうと話す自分も馬鹿だなと思う

母が黙って聞いてくれる事はないし、私が元気になるような言葉をかけてくれる事もありえない。
分かっている。なのにまたやって落ち込んでいる

まぁ。いつもの事だと立ち直るのも早くなったけれど・・・

子供の頃から母はこんな感じだから、母に悩みの相談などする事はなかった
相談をしても結局落ち込む事になるからだ

友達の事も体の事も誰にも相談できなかった
自分で自分を励まし、自分で自分を癒すしかなかった

何かで悩むとノートに書きなぐってそれを読んで自分が第3者になったつもりで
「大丈夫きっと上手くいくわ」と自分で自分に語りかけていた

時には鏡を持ってきてそれに向かって「どうしよう」と言っては
「大丈夫。泣かないで、こうしたらどう?」と声をかけた

こうして何とか乗り越えてきた。
最近自分には助けがいると感じる事が多い

だからカウンセリングを受けてみたいと思っている
予約の電話をかけようと思っては踏み切れずにいる

自分がいったい何で悩んでいるのか分からなくなってしまうからだ

夫の借金の事を悩んでいるの?
自問自答してみる
借金は弁護士に頼んだんだから相談の意味ないじゃないと自分が返事をする

夫の事を信用できなくて悩んでいるの?
>夫に振り回されないように気をつければ良いだけの事じゃない

何かを思ってもその答えを自分で見つけようとしてしまう
そして本当に自分は必要としているのが何なのかが分からなくなってしまうのだ

でもきっと自分には助けがいるとだけは感じる

自分の声に耳を澄ませて見るけれどその声は聞こえてこない
何も纏まらないまま電話を掛けても良いのだろうかと途方に暮れるのだった