全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

新幹線建設に青信号

2012-07-01 05:37:59 | 全英連参加者 2012

 〇北海道新幹線〇
 新函館~札幌間(211km)が2035年度開業予定。
 新青森~新函館間は2015年開業予定。 

 〇北陸新幹線〇
 金沢~敦賀間(113km)が2025年度開業予定。
 長野~金沢間は2014年開業予定。

 〇九州新幹線〇
 西九州(長崎)ルート
 諫早~長崎間(21km)が2022年度開業予定。
 長崎ルートは、2008年3月に武雄温泉~諫早間(45km)が着工。同区間を「フル規格」に格上げ決定。武雄温泉~長崎間が括開業する見通し。

 事業費は3区間計3兆400億円で、長崎ルートは武雄温泉~諫早間を含め5千億円(新規着工分は2100億円)である。

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 新青森... わずか4年で終点駅から中間駅になってしまう。
 金沢まで全通は2年後だ。全英連大会が2年遅れならば、もっと楽なのになんて言わない。
 やはり3番目が一番大変そうだ。ルートを見てみよう。

 博多~新鳥栖(26km)
  新幹線(1435mm)
     ↓↑
 新鳥栖~武雄温泉(51km)
  在来線(1067mm)
     ↓↑
 武雄温泉~長崎(21km)
  フル規格(新幹線規格:1435mm)

九州新幹線  いわゆるフリーゲージトレインは、まだまだ重量が重いし、そのため最高時速も確か280キロ出なかったはずだ。博多~鹿児島中央間の最高時速は260キロ。東海道新幹線、東北新幹線の例を見ても、いずれここの最高速度があがることは目に見えている。そうなった時、博多~新鳥栖間の『おじゃま虫』になることも考えられる。
 WIKIPEDIA日本語版の路線図(hisagiさん作成)を見ても、新鳥栖~武雄温泉間ともかく、そこから長崎までの線形がなんだかすごく悪い。新鳥栖~武雄温泉間も、フリーゲージトレインを走らせるには、それなりの補強が必要だろう。

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 北海道・札幌までの直通は採算性は読み切れるのだろうか。
 従来新幹線が直通すると、羽田からその場所までの国内便が減少した。秋田や山形はそうだったと思う。まあ、東京~札幌間を新幹線で行く人は、まず、あまりいないと思う。でも、大宮以北は競争力が認められるかもしれない。ただ、10年、20年後LCCがどこまで伸びているかで、採算性は読み切れない部分も多いはずだ。結局できてみないと何とも言えないものなのかもしれない。
 僕が生きている間で、二つ目と三つ目は大丈夫。北海道新幹線には間に合わないかな。青函トンネルを新幹線でくぐりたい気持ちはあるなあ。

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