全日空が世界で最初に導入する、米ボーイング社の最新鋭旅客機787 Dreamliner。そのテスト機が、3日、運航開始に向けた検証作業のため、米シアトルから羽田空港に初めて飛来した。
・・・飛来... すごい言い方、怪獣みたい。
ニュースを探すと、こんなことが書いてあった。
『ANAは787のローンチカスタマーである。
ローンチカスタマー。前から知っている単語なのだが、ピタッとはまる日本語の見当たらない言葉である。
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ローンチカスタマー
(出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』)
ローンチカスタマー (英語:launch customer) とは、航空機メーカーに対して、新たな航空機(特に旅客機や貨物機)について、メーカーに製造開発を踏み切らせるだけの充分な規模の発注を行い、その新型機製造計画を立ち上げる(ローンチする)後ろ盾となる顧客(カスタマー)のこと指す。
英語版のWikipediaにはこんな記述がある。
By March 2011, 835 Boeing 787s had been ordered by 56 customers. As of 2011, launch customer All Nippon Airways has the largest number of 787s on order.
2011年3月の時点で835機の787が56の航空会社から発注されている。2011年の時点でローンチカスタマーのAll Nippon Airwaysが最も多い発注をしている。
(ANA55機、JALも35機)
ローンチカスタマー。そうめったに使う言葉じゃないので、ずっとカタカナ表記のままなのかもしれない。
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787 Dreamlinerの姿を、ネットやニュースで見て、僕は何か違和感を感じた。
どんな航空機でも、ボディーのところに機体番号(で、いいのかな)か、飛行機に搭載している無線局呼び出し符号(コールサイン)が書いてある。画像検索をかけてみたら、それが違和感の理由だった。ボディーにこう書いてあった。
N787EX
一文字目のNは、アメリカの無線局をあらわす。日本の航空会社の機体ならば、JA〇〇〇〇と、JA(国籍)+4桁の数字が書いてある。だから、何だかおかしな気がしたのだと思う。
(Nはアメリカ、787はボーイング787、EXはExperiment(al)、実証実験だろう)
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ANA Boeing 787のサイト(We Fly 1st. 787)
http://www.ana.co.jp/promotion/b787/