韓国ドラマ(TV/映画)大人気ですよね。
最近「僕の彼女を紹介します」という映画のDVDを見てあらためて感じたことだけど、どうして韓国ドラマを日本語吹き替えだと違和感を感じるのでしょうか。
アメリカドラマ(TV/映画)の吹き替えは何も感じないのに、韓国ドラマだと僕はすごく違和感を感じる。英語でも韓国語でも口の動き方は日本語と違う-当たり前だ-のだから同じように口の動きと聞こえてくる音(日本語)違和感(ズレ)を感じてもいいはずなのに、韓国のドラマ(韓国の俳優・女優)の口の動き方だけ妙な感じがする。じっくりドラマを見てではなく、ちょっと見ただけでも感じる違和感。これ何で?
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僕に人種差別意識がある。-意識下・無意識下-
…違うだろうな。
英語の発音(その音を出す口の動き)と日本語のそれが非常に近い。
…だから英語を話しているアメリカ人の口の動きに違和感を感じない。-違うだろうな。
見慣れていない。
…これかな。
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TVニュース(政治・国際関係)以外の場面(ドラマ等)で韓国語を耳にするようになってあまり時間がたっていない。だからとにかく慣れていない。でも、日本語には慣れているのだから、どうしてだろう。
耳慣れた母語である日本語を、あまり見ない顔の人(韓国の俳優・女優)が話していることが違和感なのかな。自分はそれほどTVドラマを見る方ではないので、特に強く感じるのかな。でも、アジア人である韓国人、アメリカ映画の出演者よりも違和感が小さくてもおかしくないのになぜだろう。職場の同僚に聞いてみても、僕と似通った違和感を感じるらしい。
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以前こんなことがあった。随分前です。
どう見ても顔が日本人なのに、日本人に見えない。
第2次世界大戦後中国大陸に様々な理由で取り残された日本人の方々(「残留孤児」と呼ばれています)の中で、双子の方がいました。一人は日本に帰り、一人は中国で成長し大人になりました。再会。二人は双子なので顔はもちろんよく似ていました。でも中国で成長した方は日本人には見えません。着ている服のせいかと当時は思いました。まだまだ人民服が普通でした。
話していた言葉は、どこの訛りかわかりませんでしたが、中国語でした。話す言葉から来る違和感だったようです。でも、韓国ドラマ、服装は似たり寄ったりです。背後に写っているハングルの看板のせいでもなさそうです。
こんなこともあった。
アメリカの日系人(3世?)が日本の青年と似通った服装(日本人がまねしているのかな)で”英語”を話している。なんだかわからないけど”あれ”って感じたことがありました。外見が同じようでも、口から出てくる言葉が違うと違和感を感じるのでしょうか。
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日本語は日本人が話すものだ。頭の中でこんなルールができている。上記2例では、「日本人的な顔」と「日本語」がワンセットになっている。どちらかが違う(何か違う)と違和感を感じたのかな。。。
でも、アメリカドラマには違和感を感じない。なぜなのかな。やっぱりものすごく大量に吹き替えドラマを見続けたせいなのかな。よくわからない。