2020年7月24日(金)聖母の汚れなき御心の随意ミサ
(大阪でのマーチフォーライフの日)
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父お知らせ
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
聖母の汚れなき御心聖堂にようこそ。
今日、皆さんがミサに与って下さり、マーチフォーライフに参加して下さると集まって下さったので、大変嬉しく思います。私がこう嬉しいのであれば、マリア様はどれほど嬉しい事でしょうか。
その為にまず皆さんに、今日のプログラムを少し説明するのを許して下さい。
私たちは今日は、「天主の御母のお祭り」を大阪で行なおうと思っています。そこではこの日は、ファチマのマリア様の日で、ファチマで起こった事と同じような事をなさそうと思っています。
つまり、ファチマではまず天使が、ポルトガルの守護の天使が現れて、そして子供たちに御聖体を見せて、礼拝させて、聖体拝領をさせて、「罪の償いをしなさい」と呼びかけて、その次に、マリア様がファチマに現れました。
最後には、太陽の奇跡を行なって、雨を止めて、そして平和の約束をしました、「戦争は終わるだろう。」
そしてポルトガルは、多くの祝福を受けました。
今日もそれと同じく、まずこのミサを捧げて、そしてミサの直後に簡単な御聖体降福式を行なって、天使たちが、ファチマで天使がしてくれたように、私たちも御聖体を礼拝して、そして罪の償いをしたいと思っています。
その後に、マリア様は大阪の街に現れて下さるでしょう。もはやマリア様は何度も私たちの御聖堂の周囲に御姿を見せて、私たちの周りを祝福して下さいました。私たちは本当にそれを嬉しく思いました。
今日は大阪の一番大切な御堂筋を、マリア様は私たちを祝福して下さろうと歩まれます。多くの方々がこのマリア様から祝福を受けますように、ちょうどファチマでマリア様がポルトガルを、ファチマで現れたのを通して祝福して下さったように、祝福して下さるようにお祈りします。
そしてまた同時に、マリア様を通して私たちの拙い祈りを、特にロザリオを、できればロサリオを一環を天にお届けしたいと思っています。罪の償いが、多くの無垢の罪のない子供たちが殺されているこの戦争が、この罪が終わりますように、その罪の償いを果たしたいと思っています。
日本の問題は、米軍基地の問題でも、広島・長崎というよりも、今、現実に起こっている戦争の事に目をつぶっては、その他は、私の目からすると、偽善のようなものです。
今、本当に起こっている戦争の事に目をつぶって何も言わないで、政治の話をするのは、本当に命を守ろうという態度ではないように思われます。
教会のもちろん最も大切なのは、「超自然の命を守る事」であって、「超自然の命を救う事」が最も大切な事です。
ですからこの私たちは、罪の償いの為に、マリア様にお祈りを捧げようと思っています。きっと御聖堂の、この今日の最後に、太陽の昇るこの日本の地で、太陽の奇跡を、憐みの奇跡を、マリア様が起こして下さるに違いないと思っています。
おそらく10月13日に仰ったように、「もうすぐ戦争は終わるでしょう」と、私たちに仰って下さる事を祈ります。そしてこの国が、この国に住む、そして世界中の罪のない赤ちゃんたちが守られる事を祈って下さい。そして多くの方々が天国に導かれますように祈って下さい。
今日このプログラムに従って、マリア様にたくさんお祈り致しましょう。
聖母の汚れなき御心に捧げられた日本が、いつもマリア様からの祝福と、憐れみと、特別の保護を受けますように、お祈り致しましょう。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。