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「助産婦の手記」結語 忠実な母たちに対する感謝の挨拶

2020年09月14日 | プロライフ
「助産婦の手記」
 
53章 結語
 
一つひとつの樹から、私は小さな葉を寄せ集めて、一つの花束を作ろうとした。それは、色とりどりになって来た。まるで人生そのもののように、非常に色とりどりになって来た。この花束を、皆さんの部屋に置いて、しょっちゅう御覧になっていただきたい。いつの時でも、それには、多くの価値ある薬草が一緒に結びつけられていることと信じる。その花束が、一つの長い人生のもろもろの経験を、ほかの人々に対しても、結婚および家庭生活を有効に改革するために役立たせる一助ともなれば、幸いである。
 
私の多彩な花束は、また、こういうことを示すべきである。すなわち、助産婦というものは、自分の職業をば、忠実な社会の母として正しく理解するかぎり、どんなに大きな活動分野が助産婦に対して天主から与えられているか、ということである。この花束は、人々をして、いささか次のことを思い起させる。すなわち、人々はすべて、これらの婦人に対しても、少しくお礼をいわねばならぬということである。
 
そして最後に、この花束は、また、都市および農村の助産婦に対して、自己の職業についての喜びを保ち、かつ新たに蘇らせるべきである。然り、この花束は、母と子に関する自己の任務を正しく理解し、かつ遂行するすべての人々に対する感謝の挨拶たるべきものである。
 
すべての私たちの忠実な母たちに対し、感謝の挨拶を贈る。





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