北海道開拓史は、凄絶な自然との戦いの歴史だ。
大自然の圧倒的な力の前には、凍りついた死体が横たわるしかない。
北海道の町と町の間には、大自然の空間が存在する。
町の中にしか人間は生きることはできない。
人は生きるためには自然から逃れるか、自然を征服するかしかない。
・・・自然と共生という言葉が、北海道では空しく響く。
「自然は、困らない程度に人を食わしてくれる」は、"北の国から"の五郎の有名な台詞だが、力がなければ自然はあっという間に命を連れ去る。
北の大地というものは、ぼくらにとっては、求めても求めても届かない「遥かなる大地」なのかもしれない。
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