(Entry 163~169/365) OLYMPUS PEN Lite E-PL1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6 L
”家のすぐ後には、峨々とした南畫風な高い山々が連なり、この山岳を八重嶽の總稱で呼ぶのもうべなるかなと思へた。山が多いせゐか、大小の河川が百二十もあるのださうだ。全島山地で、傾斜が甚だしく、降雨の時は、水嵩が増加して、激流急奔すると聞いた。道のところどころに、長いひげをたらしたがじまるの大樹が繁つてゐる。”
(林芙美子、屋久島紀行より)
人は何故、屋久島に行きたがるのだろう。僕自身、屋久島はこれで3回目。屋久島のリピーターでは、それこそ、毎年のように訪れる人もいるらしい。
ご多分に漏れず、屋久島在住の人たちから、
「何で屋久島に?」
と聞かれるのだが、ぼくはその答えを持ち合わせていない。強いて言うのなら
「写真を撮りに」
・・・屋久島は、というよりも、屋久島の森は岩や木が苔むして、水滴でキラキラしてフォトジェニックだ。
今回の屋久島ツアーに参加したゲストたちもおなじだった。
「なんとなく気になっていたんです」
南の島・世界遺産・原生林・最古のヤクスギ
こんなキーワードが旅人を屋久島に誘っているのだろう。
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