山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

中国・雲南省の旅(その24)

2011-06-21 | 海外の旅
木道(1)

途中にこんな木道がありました。
右側を馬が通るようです。
この手前で馬を降りて歩くようです。

木道(2)

なかなか立派な木道です。
長さは100mくらいありました。
上高地でも大正池の前でバスを降りて木道を
バスセンターまで歩きます。
それによく似ていると思いました。


登山道

再び登山道にでました。
イチハツはかなり標高が高いところにも
咲くことができるようです。

太子廟

ここが太子廟(タイツミョウ)というところです。
標高2950mです。
馬乗り場から1時間40分の歩きでした。
馬に乗ってきた仲間が休んでいます。
私と10分くらいしか違わなかったそうです。


タルチョ

雪を抱いた山にはタルチョがよく似合います。
これからもう少し歩いて氷河の近くまで行きます。

キボタン

黄色い花が咲いていました。
ヤマシャクヤクかと思ったのですが、中国の植物図鑑には
「キボタン」と紹介されていました。
葉っぱはシャクヤクの葉に似ていました。


氷河の先端

太子廟からはみんな一緒に歩きます。
しばらく登ると左側に氷河が見えてきました。
表面は汚れて真っ黒になっています。
長い年月をかけて少しずつ押し流されてきている
ようです。
気温は20℃くらいまで下がっていました。

タルチョのトンネル

タルチョのトンネルです。
この下を歩くと何となく神妙な気持ちになるから
不思議です。


登山道

樹林帯にでました。
日本の山道を歩いているのと変わりません。
不思議と小鳥の声は聴こえませんでした。


ヤマエンゴサク

ヤマエンゴサクが咲いていました。
小さな花です。
花の下の葉っぱ(托葉)にギザギザがあるのが特長です。

サクラソウ

サクラソウも咲いていました。
中国では標高が高くても平気なようです。

シロバナノヘビイチゴ

シロバナノヘビイチゴは園芸種のイチゴの原種と
いわれています。
日本でも標高2000m以上でないと見ることができません。
実は食べることができます。
この花にはこれからもたくさん会いました。
目的地までもう少し歩きます。